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日本が売られる(堤 未果)2020年05月09日 16時52分14秒

日本が売られる
売りたい人と買いたい人がいて、経済は成り立ちます。
しかし人身売買が許されないように、国家として売ってはいけないものがあります。
誰が最初に言ったのかは知りませんが、日本では「水と安全」はタダと考えられてきました。
しかしその水も民営化という名のもとに売りに出されてしまいました。
民営化という言葉は、中曽根さんが国鉄民営化で成功したことをきかっけに、何か効率的でみんなが得をすることにみたいに思われました。
しかし小泉さんの郵政民営化で雲行きが怪しくなり、現在で民営化と聞くだけで胡散臭いったらないという感じです。
日本共産党は「行きすぎた資本主義」という言葉を使いますが、本当にその通りで、国益を外国に売り渡して、マネーを懐に入れて、それで得をするのは国民ではないことだけは間違いありません。
政治の世界では、資本主義vs社会主義の構図は過去のものになったと認識されているようですが、あんがいそんなことはないのでは?
やはり売ってはいけないものは、社会化・国有化してガッチリ守らないと、日本は滅びてしまうような気がします。

現在、野党は「対案路線」とか言って、国民におもねるように、補助金を支給する案を次から次に出しています。まるで与党と競争しているかのようです。
では、その施策が正しいかどうか誰がチェックするのでしょうか?
野党は対案なんて出す必要はありません。政権のチェックをするのが最大の仕事です。そこを勘違いしている政党は、現に支持率が1%くらいしかありません。
政府与党とは異なった価値観を提示するのが野党には重要で、間違った資本主義を見直すという考え方は特に大事にした方がいいと思います。

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