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「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史(中村 光博)2020年03月18日 12時45分41秒

「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史
これはちょっとすごい本でした。
戦争孤児の話です。取材をしたのは、NHKの記者。確かに個人の力でここまでは、なかなかできないでしょう。
戦争で親を失った子どもたちは乞食になるわけです。まるで野良犬のような存在になります。
夜露をしのぐには「駅」が優れているので、こうした子どもたちは上野駅や京都駅に集まります。
この子達に共通して存在する思いは、大人に対する不信感です。
大人の都合で戦争を始め、大人達の失敗によって祖国が焦土になり、子どもは親を失う。そうした子どもたちは浮浪児になるしか生きる道はないのです。
だれからも「ぬくもり」を与えられす、食べ物も与えられず、浮浪児は盗みをしたり、残飯を喰って生き延びるのです。

しかし中には餓死する子どももいます。そんな子を見て、生き延びた人が言います。
「この子は何のために生まれてきたんだか」
なんと切ない言葉でしょうか。
自分の母親を失った(当時)子どもの言葉も重いです。
「言っちゃ悪いが、途中から嫌になってしまってね」
被曝して、瀕死の重症を負った母の背中には虫が湧いてくるのです。
子どもはもう投げやりになってしまうんです。

最も重かった言葉は、
「よく身に沁みましたよね、人の冷たさっていうのかね。日本人というか、人間は、案外そういう冷たさを持っているんじゃないかと思うけどね」

こういう戦争を起こしたことを、今の政治家たちは本当に反省しているのでしょうか?
強くおススメする1冊です。

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