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聖なるズー(濱野 ちひろ)2020年02月22日 20時44分18秒

聖なるズー(濱野 ちひろ)
この作家さんの最も優れている点は、文章がうまいこと、それから物語る力が強いことです。
初めての著作なのかな?
これだけ書けるというのはすごいことです。
ぼくの文章より、ぜんぜんレベルが上ですね。こういう若い人が開高健賞を受賞するのは素晴らしいことです。
だけど、この本自体を評価できるかというと、それは微妙。
動物性愛ってあまりにもテーマが狭くないですか?
筆者は動物性愛から、性愛一般にまで論点を広げたかったかもしれませんが、それはちょっと厳しい。
この本は現在ベストセラーですが、なぜ多くの人が読んでいるのでしょう?
それはかなりの部分、興味本位なのではないでしょうか?
人の興味をそそるというのは、物書きにとって重要なことで、読まれなければ話にならないのですが、この本が古典になるかというとそれは難しいのでは?
作者はこういう曲玉・変化球を投げるのではなく、ストレートにDVについて書いたら、他の類書を凌ぐ名作を仕上げられるのではと思います。

ノンフィクション文学として価値を認めますが、友だちに向かって「読んでごらん」とは言えない本です。