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アメリカ人のみた日本の死刑 (岩波新書) デイビッド・T. ジョンソン, 笹倉 香奈2019年07月21日 11時36分38秒

アメリカ人のみた日本の死刑 (岩波新書)
アメリカ人の見た・・・というタイトルが適切かはちょっと横においておいて、要は、ジョンションさんという専門家の私見が書かれています。
死刑という制度はいまや「崖っぷち」にあります。世界の140の国と地域において、死刑制度は廃止または停止状態にあります。
アメリカでは州によって死刑制度があることがよく知られていますが、これもどんどん廃止・停止の方向に進んでいます。

中国や北朝鮮を除いたいわゆる民主国家の中で、根強く死刑制度を守っているのは今や日本だけと言える状況になっています。

死刑制度の何がいけないのか、それを書いていくと本書の内容を丸写しにすることになりますので、それはやめておきます。
ただ、ぼくが一番悲しいと思うことは、被害者の遺族が裁判に出廷して「犯人に極刑を望む=あいつを死刑にしてくれ」と言わなければいけない状況です。

死刑を廃止した多くの国では、世論の高まりを受けて廃止にした訳ではないそうです。いわば、政治がトップダウンで決めることが普通のようです。
厳罰感情はどこの国の国民にもありますからね。
では、民主党政権はなぜそれができなかったのか?
鳩山さんの友愛主義はどこへ消えてしまってのでしょうか。

この本の中で、同意できなかったのは、憲法9条があるから死刑制度が無くならないという論考です。
国家としての暴力の発露を封じ込められているから、保守勢力がそれを個人に対して適応しているという考えです。
さすがにそれは考えすぎではないでしょうか?

読みやすかった・・・と言いたいところですが、文章は明らかに翻訳文で、日本の文章ではありませんでした。
翻訳って本当に難しいですね。

講演会に行ってきました2019年07月21日 16時31分55秒

今週は2回、講演をおこないました。
14日(日)は、東京両国で第5回いのちの講演(生命尊重センター主催)。
20日(土)は、東京池袋で第3回桜門小児外科研究会(日本大学医学部小児外科主催)。

14日は、一般の人にも分かりやすいように専門用語はかみ砕いて説明しました。
この日は、170名の参加者があり、講演後に書いて頂いたアンケートを拝見すると、皆様の心の奥に届く深い話ができたようでした。
20日は、小児外科医が相手ですから、あるいは異論反論も出るかな?とちょっと身構えました。
しかしそんなことはまったくなく、どんなに重い障害のある命でも懸命に支えたいという想いの医師ばかりでした。

講演後に懇親会にも参加したのですが、日大の先生方は実に「熱い」。
ぼくと話す中で、涙を流し始める医師が何人もいました。
日大の先生方は、千葉大の小児外科と違って派遣先(アルバイト先)の病院が豊富なようで、往診医療とか老人医療とか、病院まで辿り着けない患者さんの医療を深く経験している医師が多いようでした。
すると、ぼくの講演の話と、彼ら彼女らの経験というのはかなり重なる部分があり、ぼくの話が特別だったと言うよりも、自分たちの経験をぼくが言葉にしたことに対して心が動いたのかな・・と感じました。

ぼくは、26歳のときに、「赤ちゃんの命は赤ちゃんのもので、親の所有物ではない」と思いました。
その後、その考えに変わりはないものの、それって余りにも単純過ぎる生命倫理観と考えるようになりました。
しかし最近になって、ではなぜ重い障害の赤ちゃんを助けるのかと自問自答すれば、それはやはり「赤ちゃんの命は赤ちゃんのもので、赤ちゃんには独立した立派な人権がある」という考え方に自分が回帰していることに気付きました。

可哀想だから赤ちゃんを助けるのではありません。
人権を守るために命を助けるのです。

さて、懇親会ではたくさんの先生方とお話しすることができました。最高のおもてなしで、本当にうれしかったです。
「熱くて優しい」日大小児外科の先生方。行って本当に良かったです。