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ここにいる――形質細胞性白血病とダウン症と (玉井真理子)2019年07月12日 19時46分58秒

ここにいる――形質細胞性白血病とダウン症と
闘病中に書いた闘病記というのは珍しいですね。普通は、闘病が終わってから書くものです。
なぜ、その途中で書いたかというと、この病気がとてもタチが悪く、完治することが難しい。それで、「ここにいた」とは書きたくないので、「ここにいる」ことを書いたのでしょう。

玉井さんのお子さん(35歳ですが)は、血液がんの中でも希少疾患である形質細胞性白血病に罹っています。
3回の造血幹細胞移植をして、2回再発しています。
がんというのは、どんな種類でもそうですが、再発すると大変予後が厳しくなります。
おそらく玉井さんは悲しい闘病記を書きたくなかったのでしょう。そこで、現時点での闘病記を書いて、いま、生きているということを文字に刻んだ訳です。

こうした予後不良の疾患を目の前にして、私たちはご家族に対してどう声をかけたらいいのか、困ることが多いと思います。
ぼくもすぐに言葉が出てきません。
しかし書評を仕事の一つにしているぼくが「何て言ったらいいかわからない」ではプロ失格ですよね。

ぼくはお子さんと玉井さんにこう声をかけましょう。
「必ず治るようにぼくは祈っています。いいことがありますように」
2回再発した血液がんが治るなんて奇跡のようなものかもしれません。
医者だったら、それは難しいことだと言うでしょう。
しかし、奇跡を信じることができるのは家族だけです。信じて祈って待つことができるのが、家族です。
ぼくも家族の側に立って一緒に祈ることにします。