文藝春秋2019年6月号 ― 2019年05月30日 20時45分14秒
時々無性に読みたくなって購入します。
この号は面白い記事が盛りだくさんで、読み終えるのにけっこう時間がかかりました。
もっとも注目したのは、村上春樹さんの『猫を棄てる』です。
父親のことを中心に自分のルーツを語ったエッセイです。
村上さんは父親との間に激しい葛藤があったらしいのですが、その内容については一切書かれていません。
ぼくはそこが読みたかったのに残念でした。
実は村上作品はあまり読んでいません。
従ってなぜ村上さんがノーベル賞の候補に挙がっているのか、ぼくには理由が分かりません。知識が無いので。
たしかに文章はうまいと思いますが、世界を代表する表現力なのか判断がつきません。
しかし本を出せばたちまち100万部ですから、傑出した何かがあるのでしょう。
ところで文中、変な表現もありましたね。
「教師としては、ごく公平に見て、かなり優秀な教師であったと思う」(262ページ)。
後半の「教師」は不要ではないでしょうか?
文春は昔と比べ、かなり右から中道に寄ってきている印象があります。
ナショナルマガジンとして十分に評価できると思います。
この号は面白い記事が盛りだくさんで、読み終えるのにけっこう時間がかかりました。
もっとも注目したのは、村上春樹さんの『猫を棄てる』です。
父親のことを中心に自分のルーツを語ったエッセイです。
村上さんは父親との間に激しい葛藤があったらしいのですが、その内容については一切書かれていません。
ぼくはそこが読みたかったのに残念でした。
実は村上作品はあまり読んでいません。
従ってなぜ村上さんがノーベル賞の候補に挙がっているのか、ぼくには理由が分かりません。知識が無いので。
たしかに文章はうまいと思いますが、世界を代表する表現力なのか判断がつきません。
しかし本を出せばたちまち100万部ですから、傑出した何かがあるのでしょう。
ところで文中、変な表現もありましたね。
「教師としては、ごく公平に見て、かなり優秀な教師であったと思う」(262ページ)。
後半の「教師」は不要ではないでしょうか?
文春は昔と比べ、かなり右から中道に寄ってきている印象があります。
ナショナルマガジンとして十分に評価できると思います。
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