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父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 (ヤニス・バルファキス)2019年03月26日 22時14分34秒

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。
「父が娘に語る」という形式は大変素晴らしいと思いました。
(ただ、同じような形式の本はほかにもたくさんあると、のちに知りました)
難しいことをいかに分かりやすく伝えるかというのは、本を書く上での永遠のテーマです。
なるほど、親が我が子に説明するように書けばいいのですね。
ぼくもいつか真似してみよう。
ただ、そうは言っても、この本を小学生や中学生が理解できるとはとても思えません。
出だしは、「余剰」という概念を説明しつつ経済の成り立ちを紐解いていきますが、当然だんだん難しい話になっていきます。
最初は、娘に語っていたのに、いつの間にか、読者に向かって語っていた感じです。
いずれにしても、経済に関して興味がある、もしくは、基礎知識がある人が読まないと、この本を堪能することはできないのではないでしょうか?

欠点は、ちょっとタイトルが長すぎることかな(笑)。
「父が娘に語る経済の話」で十分だったと思います。
現在、ベストセラーです。
この分野に興味のある人は、ぜひ、どうぞ。オススメです!

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