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在庫が回復しました2018年12月12日 17時47分25秒

『発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年』

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大変長らくお待たせ致しました。
Amazonでも楽天でも在庫が回復しました。
もし良かったら手に取ってみてください。

発達障害を診断できる医者は全国的に大変少ない状況です。
千葉県でも同様です。千葉市はまだマシでしょう。地方の人は本当に苦労していると思います。
千葉県こども病院の(児童)精神科は一時期、患者さんの初診が9カ月待ちでした。
今は少し改善されているようです。
千葉大病院の「こどものこころ診療部」も、1年を4クールに分けて、予約患者をその前の月の一日(いっぴ)から電話で受け付けています。
初診までに相当な時間がかかるでしょう。

では、発達障害の専門家を養成するためにはどうすればいいのでしょうか?
それははっきり言って当分無理です。
医師というのは自分の専門を確立するために15年くらいはかかります。
小児外科医が「虫垂炎」を100%診断し、合併症無く手術できるようになるためには15年はかかります。

ですから児童精神科医を志す人が増えて、患者さんがすぐに受診できるという状況を作るためには15年以上は必要でしょう。
そのために重要なのは、小児科開業医だと思います。
決して専門家ではないかもしれないけれど、保護者と専門家の間を取り持ち、相談に乗る。それが開業医の役割でしょう。

現在、千葉市医師会では発達障害に関する研修や勉強会を始めています。ぼくもそれに参加しています。
発達障害のご家族の力になれるかかりつけ医でありたいと思っています。