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ブルーザー・ブロディ 30年目の帰還(斎藤 文彦)2018年08月15日 11時03分40秒

ブルーザー・ブロディ 30年目の帰還
世界最強のプロレスラーという評価もありましたが、人気ではスタン・ハンセンを超えることができませんでした。
なぜでしょうか?
ブロディには「インテリジェント・モンスター」というキャッチフレーズがありましたが、彼のファイトスタイルはインテリが陥りやすい、ある種のステレオタイプになっていた面があると思います。

新日本プロレスでハンセンとダイナマイト・キッドが大人気だった理由は、「そんなことをしたら怪我しちゃうよ!」というファイトスタイルにあったと思います。つまり「過激なプロレス」ですね。
一方でブロディは、モンスターを演じていたように見えてしまうのですね。
チェーンを振り回して、「ウォ、ウォ、ウォ」を叫ぶのは、プロラスの枠内のショーだったように思えます。

結局、猪木との間でも名勝負を作ることができなかった。
すべての試合が未決着と言ってもいいような内容でした。彼のプライドが負けを許さなかったのでしょうか?
ハンセンは、猪木と勝ったり負けたりしていましたが、それで人気が上がった部分があります。
消化不良の試合を続けたことが、一流であってもナンバーワンになれなかった理由なのではないでしょうか?

ハンセンと並び立つと、ブロディの方が一回り大きいんですよね。
しかしその大きさを感じられなかったのはちょっと不思議です。

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