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新型出生前診断が一般診療へ2018年03月24日 21時47分25秒

妊婦の血液検査によって13,18,21トリソミーの3種類の染色体異常を調べる新型出生前診断(NIPT)が、臨床研究を終えて一般診療に移行すると報じられています。
今後、検査ができる医療機関が増加することが予測されます。

NIPTは、ほとんどの場合ダウン症(として生まれる)の胎児を人工妊娠中絶する結果につながっています(およそ98%)。
健常な赤ちゃんを授かりたいというカップルの思いは自然ですが、その一方で、障害のある胎児の妊娠を中絶することに倫理的な罪悪感を覚える人も多いでしょう。
その結果、カップルは悩みながらNIPTを受けているのが実情ではないでしょうか?

つまりNIPTという検査手段は、「健全な赤ちゃん欲しい」という欲求と、「障害胎児を堕胎してはいけない」という罪悪感の、微妙なシーソーなようなものの上で揺れているカップルが受ける検査なのでしょう。

しかしNIPTが広く世の中に行き渡れば、検査を受けるのが当たり前という風潮が芽生える可能性があります。
障害児は生まれない方がいいという考え方には優生思想が潜んでいると指摘しておく必要はあると思います。
先日、旧優生保護法のもと強制的に不妊手術を受けた女性が国家賠償請求訴訟を起こしたことは重く受け止める必要があるでしょう。
検査が一般診療化されると、シーソーのバランスが崩れて、「みんなが受けるんだから自分も受ける」という人も出てくるかもしれません。

NIPTは35歳以上の妊婦を対象にします。
ところが分娩数というのは35歳未満の母親が圧倒的に多く、この年齢の母親からもダウン症児は生まれます。
つまり、私たちはこれからもダウン症児と共生していく訳です。

多様性や寛容さが重要性を増すこれからの日本で、NIPTが本当に私たちの社会を幸福にするのかどうか、もっと国民的な議論が必要なような気がします。
現在、朝日新聞ではNIPTについて連載されていますが、果たしてどれくらいの読者が読んでいるのでしょうか?

コメント

_ Yuki ― 2018年05月19日 15時23分30秒

はじめまして。
いつも勉強になるなと思いながら記事を読ませて頂いており、
このブログに初めてたどり着いたものです。
40歳で4月に第一子を千葉大で出産しました。
NIPTというのは千葉大でやっていたやつのように
思いますがあっていますでしょうか。

産むことは決めた上で出生前診断をうけ、早めに準備をするか悩んでいると
妊娠中に相談したところ案内された気がします。
結局主人と相談して100%の確率でわからない限り、無駄に気をもむので
やめようということになり、診断は受けませんでした。

積極的ではないものの、不妊治療をして漸く授かった命だったので
はじめに相談し、どういうことがあっても育てることを決めての
妊娠、出産でしたが不安がなかったわけではないです。

無事出産し、今のところ問題なく育っていますが、我が家ではやはり
どんなことであっても育てていこうというのがベストだったろうと思います。

ただ、それぞれの家庭にそれぞれの思想と状況があるので何がいいかは
それぞれで考えてゆくしかないと思いますが、簡単に受けられないような
料金と、夫婦揃ってのカウンセリングはそのままのこっていくといいなと
思いました。
一度立ち止まって考える機会にはなると思うので。

世間の風潮でこうあればいいというふうにならないように願っています。

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