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加計学園問題に重大な関心をもつ2017年05月28日 15時03分07秒

戦後最大の政治スキャンダルと言えばなんでしょうか? いろいろな意見があると思いますが、ぼくがリアルタイムで経験したものはロッキード事件です。

ロッキード社は航空機の製造メーカーです。日本では丸紅が販売代理店を務めていました。
丸紅はなんとかしてロ社の航空機を日本に買って欲しかった。そこで、「ワイロ」という手を思いつくのです。
丸紅はロ社に5億円のワイロを出させます。そしてそれを、当時の総理大臣であった田中角栄さんに渡します。田中さんは行政指導という形で、全日空にロ社の航空機を買わせます。

丸紅にしてもロ社にしても巨額の利益が転がり込みますから、政治家に渡す5億円なんて軽い物です。
一方、政治家にしてみれば「総理の意向」としてちょっと口利きするとたちまち5億円を手に入れられる訳です。

さてこの事件によって誰が被害を被ったのでしょうか?
ロ社の旅客機にはそれなりの欠点はあったようですが、ライバルの航空機と比べて欠陥品だった訳ではありません。つまり日本国民に直接的な害はなかった。
しかし問題の本質はそんなところにはありません。
事件の本質は、私たちが生きる世界が公平かどうかにあるのです。

私たちの社会には、いろいろな社会理念を持った人や、いろいろな経済力を持った人や、いろいろな政治思想・宗教的信念を持った人がいます。そうした雑多な世界が成り立っているのは、お互いがお互いを、相違はあっても信頼し合っているからです。
その信頼の土台を作っているが公平さです。

もし大金持ちがワイロを政治家に送って自分の欲を実現してしまえば、それはもう社会から公平性が失われ、私たちの社会は成り立たなくなってしまいます。
ロッキード事件は、社会の公平性を根本から揺すぶったのです。

現在、一部メディアで加計学園問題が大きく報道されています。日本の総理大臣は別にワイロをもらった訳ではありません。
県民・国民に何か直接的な害があった訳でもありません。
だが、加計さんは、首相の「腹心の友」と言います。友だちに対して、総理にしかできない常識外れの便宜をはかるというのは、社会の公平性を歪めるという意味においてロッキード事件の重大性とさして変わりません。
こんなことがまかり通るならば、日本人は総理の親友になるか、それが無理なら奴隷になるしかオイシイ思いはできないことになります。

加計学園問題は報道のあり方にも大きな問いかけを放っています。
報道の最も大事な使命、それは権力を監視することです。言うまでもないことです。
小さな出来事ですが、示唆に富む有名な例を挙げておきましょう。
1998年にアメリカ・カリフォルニア州の地方都市ベルで、地方紙が休刊してしまったそうです。すると市役所を担当する記者がいなくなってしまった。これをきっかけに、市役所職員は自分の給与を年収500万円から段階的に6400万円に上げたのです。ちゃんと議会の承認を得ていたそうです。
つまりジャーナリズムが存在しない社会には、不公平なこと、不正なことが起こるのです。

ロッキード事件の全容がなぜ解明されたかみなさんはご存じでしょうか?
それは丸紅の専務だった大久保利春さんがすべてを喋ったからです。彼は明治の元勲、大久保利通の孫だったのですね。
ワイロを送ったことをプライドが許せなかったのです。
加計学園問題でも、前川・前事務次官がすべてを喋っています。立派だと思います。それが彼のプライドなんでしょう。

ネット右翼の人たちは、朝日新聞の報道を売国的であるとメチャクチャに批判しますが、真の愛国とは何でしょうか? どういう行為が売国的でしょうか?
今回の報道を通じて、朝日新聞と毎日新聞が日本に(まだ)存在していて本当に良かったと思いました。
いずれ政治権力によって潰されるかもしれませんが。

社会の基盤は公平性です。これを破壊する為政者は、職を辞するべきではないでしょうか?

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