アクセスカウンター
アクセスカウンター

医者と患者のコミュニケーション論 (新潮新書) 里見 清一2017年03月08日 16時50分35秒

医者と患者のコミュニケーション論
まるで漫談でも読んでいるかのような作品でした。
面白いという意味ではなく、悪い意味でです。
この先生は明らかに「何かの才能」がありますが、その才能は文章を書くことでも、医療に関してでも無いでしょう。
医者として一流でない、と言っているのではなく、この文章から医者として優れていると想起させるものはないということです。
別の言い方をすると、僕が患者だったらこの先生の治療を受けたいと思いません。

こういう文章を書く医者はとても珍しいと思います。
医師ー患者関係を考える上で、参考になった点は皆無でした。
でも、何冊も本を書いている先生なので、そして現役で東大医学部を卒業している先生なので、きっと「何かの才能」があり、ファンもたくさんいるのでしょう。
興味のある方は読んでみてください。