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広島県探訪記2015年10月20日 11時24分50秒

広島の旅
クリニックをお休みして、広島県に行ってきました。

大学に19年間いて、学会活動のために全国を旅行しましたが、広島には行ったことがありませんでした。
大都市にもかかわらず、大きな学会が開かれることが全然無かったからでしょう。
日本地図を見ると、広島って遠いんですね。本州の最果てではないですか? はじめて知りました。

さて交通手段ですが当初は新幹線「のぞみ」を考えていました。飛行機だと空港から広島駅まで50分くらいかかるからです。
しかし「のぞみ」の4時間というのは、いかにも長い。
往復で4冊くらい本を持っていく必要がありそう。腰も痛くなりそう。
そこで思い切って飛行機にしました。

行きはANA。早割なので、運賃は「のぞみ」と変わりません。
午後にホテルにチェックイン。
広島平和祈念資料館を見に行きます。
原爆の惨禍が悲惨な彩りで展示されています。そして見学者には白人が多い。
彼(女)らは、アメリカ人なんでしょうか、ヨーロッパ人なんでしょうか?
自国の戦争犯罪を見て、どんな気持ちになっているのでしょうか?
原爆ドームも見てホテルに戻りました。

夜からは学会会長・秋山先生主催の会長招宴です。
クルージングを楽しみながらディナーのフルコースを頂きます。
ぼくの隣は東海大学の上野教授。昔ながらの友人(兄貴分)なので、会話が弾みます。

さて、翌日は学会。
お昼前から、「特別講演」を行いました。
評判はどうだったのか、ぼくには分かりませんが、その後、ぼくと会った人は口々に「良かった」と言ってくれましたが、お世辞かもしれません。
講演が終了し、別室で昼食。
タクシーを飛ばして、広島南部教会・フレーザー幼稚園へ。
ここでも「市民公開講演」。参加者は50人くらいでしょうか?
作家の児玉真美さんが来てくれました!

ぼくは、障害を持った子と共に生きることをテーマに話をしました。

講演が終わって紀伊國屋さんが、ぼくの本の即売会。そしてサイン会。
「運命の子」に20冊弱くらい? 「小児がん外科医」に10冊弱くらいサインしました。
で、その後は茶話会。20名くらいの方が出席して一人一人が自分の胸の内を語ってくれました。ぼくはじっと聞き入ってしまいました。
フレーザー幼稚園は、障害を持った子を大事にしている幼稚園ですので、ぼくの話はスムーズに皆さんの胸に届いた印象があります。

さて、タクシーを飛ばしてホテルへ。元・国立呉病院小児科の田中先生と10年ぶりに再会。
そして美味しいディナーをご馳走になってしまいました。
で、タクシーで学会場へ。会員懇親会がまだ続いています。
数人の先生とあいさつ。

終わると、千葉大の先生と千葉県こども病院の先生と一緒にホテルのバーでビールを飲みました。こうして1日2回の講演は無事に終了しました。

翌朝、広島空港へ。帰路はLCCの春秋航空。成田着というのがうれしい。
ところが成田についてみると、着陸してから飛行機は15分くら走っている。そこからバスに乗り約5分。建物に入ると、第2ターミナルまで700メートルくらい歩く。遠い!

JRの改札をくぐると、総武線快速は出たばかり、次の電車は、、、ええと、え! あと1時間も待つの?
成田エキスプレスを利用して東京に行くには良いのだけど、千葉に行くには本当に不便ですね。

ようやく帰宅。すっかりクタクタに疲れ果ててしまいました。