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日本国の歴史の半分はアメリカ支配2015年10月05日 20時48分41秒

あなたの祖先はどこに住んでいてどんな仕事をしていたか知っていますか?
ええ、祖先というのは江戸時代の話です。
この問いに答えられる人はほとんどいないでしょう。
何故でしょうか?
答えは簡単です。
江戸時代には武士や貴族を除いて苗字が無かったからです。
庶民にもあったという指摘もありますが、ちゃんとした戸籍に氏名が記されることはありませんでした。
つまり大部分の日本人は自分の先祖を辿ることができない訳ですね。

戸籍が作られ、氏名が固まったのは明治維新によってです。
だからやはり明治維新というのは日本の歴史として非常に大きな転換点になっているのです。
日本人一人ひとりが独立した人間として認められた・・・と言ったらちょっとオーバーでしょうか?

その明治維新はいまからわずか147年前です。
極論を言えば近代日本の歴史は147年しかないわけです。
日本ではじめて電気が灯ったのは明治15年。今から127年前です。
ま、日本の近代歴史はこのくらいしかないわけです(世界中もほぼ同じですが)。

そして現在、戦後70年。
日本は戦争に敗れ、いまだに敗戦国の扱いを受け、外国の軍隊が駐留するという・・・ま、言ってみればアメリカの統治下にいまだにあるのです。
日米安保のおかげで日本は戦争から守ってもらっている?
まあ、そうかもしれません。ですが、やはり沖縄はアメリカに占領されていると解釈した方が正しいのではないでしょうか?
アメリカ軍の駐留は、戦後70年の歴史そのものです。
つまり近代日本の歴史の半分はアメリカの支配下にあるということです。
これってやはり異常ではないでしょうか?

経済のグローバル化がこれだけ進んだ現代において、大規模な戦争はあり得ません。
第三次世界大戦が起きる時は、人類が破滅するときです。

日米安保は未来永劫に必要なのでしょうか?
アメリカはどんなことがあっても、日本支配をやめないと思います。
しかし、この状態が当たり前と思うことを、私たちはやめた方が良いでしょう。