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「日本が誇るソフトパワー」ジョン・ダワーの言葉2015年08月04日 22時39分14秒

朝日新聞の、ジョン・ダワーへのインタビュー記事は感動的でした。
http://digital.asahi.com/articles/ASH7W6CQ1H7WUPQJ00J.html#
貴重な言葉を引用してみましょう。
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日本国憲法の草案を作ったのは米国です。しかし、現在まで憲法が変えられなかったのは、日本人が反軍事の理念を尊重してきたからであり、決して米国の意向ではなかった。これは称賛に値するソフトパワーです。変えたいというのなら変えられたのだから、米国に押しつけられたと考えるのは間違っている。憲法は、日本をどんな国とも違う国にしました

戦後日本の姿は、いわば『従属的独立』だと考えます。独立はしているものの、決して米国と対等ではない

安倍首相が進める安全保障政策や憲法改正によって、日本が対米自立を高めることはないと私は思います。逆に、ますます日本は米国に従属するようになる。その意味で、安倍首相をナショナリストと呼ぶことには矛盾を感じます

本当に偉大な国は、自分たちの過去も批判しなければなりません。日本も、そして米国も、戦争中に多くの恥ずべき行為をしており、それは自ら批判しなければならない。郷土を愛することを英語でパトリオティズムと言います。狭量で不寛容なナショナリズムとは異なり、これは正当な思いです。すべての国は称賛され、尊敬されるべきものを持っている。そして自国を愛するからこそ、人々は過去を反省し、変革を起こそうとするのです

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こういうことを言ってくれる日本人はいないのだろうか?

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