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東京五輪のロゴ2015年08月03日 21時32分39秒

ロゴ問題
東京五輪のロゴが、ベルギーの劇場のロゴに似ているとのことで、騒がれています。
ぼくはアートの世界に関しては無知なので、ロゴをデザインした佐野さんという方を存じ上げません。
しかし佐野さんはプロのデザイナーと言いますから、自分の人生を棒に振って「盗作」するなどということは100%あり得ないと思います。
さて、オリンピックのロゴは「T」をモチーフにしていますが、ぼくの印象としては、左上と右下が尖っていて、ちょっと怖いなと思います。
「鎌」を想起してします。硬質な感じがあり、もう少し華やかで柔らかい方がよかったと思っています。
「お・も・て・な・し」がキーワードになりましたが、ちょっとロゴにはそのニュアンスが乏しいと感じます。
余分なことを言うと、「Tokyo」「Tomorrow」「Team」というのは概念として並列しないのではないでしょうか?
「Tokyo」の「T」という説明で十分だったと思います。
より優れているのは、パラリンピックのロゴです。
シンプルなんですけれど、ちょっと思いつかないような進取性を感じますね。
テーマは「イコール・平等」。
え? でも、それっておかしくないですか?
パラリンピックは、障害者の祭典。障害者は健常者とイコールではありません。
つねに、ハンディがあり、生きることが困難で、差別を受け続けています。
イコール、、、なのではなくて、「異なる」んです。
そして「異なる」ことこそが重要なんです。
一人ひとりがみんな違っている。バラバラである。
だけど、その違いを認めることが障害者問題を解決していく入り口なんです。
「イコール・平等」という言葉を使うと美しいと感じると人が多いと思いますが、障害当事者の心に響くでしょうか? ぼくには疑問です。
ちなみにLGBTのシンボルは、レインボーです。多種多様という意味ですね。

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