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本で床は抜けない2015年06月22日 21時39分15秒

毎月、クレジットカードの明細書を見るたびに、こんなにAmazonで本を買って良いのだろうかと考え込んでしまう。
日本語には「応分の場」を占めるという言葉がありますが、いくらなんでも本を買い過ぎかなと、気持ちが怯む。

お金がかかって仕方がないということもありますが、究極の問題はやはり保管場所です。
自宅には作り付けの本棚が、10列あります。
このうち、6列は奥行きが深く、大型本も仕舞えるし、2列に本を保管することも可能です。

しかしそうは言ってもこの10列はすでに本(やCD)で一杯。
床が抜けるとは思いませんが、増え続ける本はどうにもなりません。
時々処分して本を間引く訳ですが、そうしているうちに段々、希少本や資料価値の高い本だけが残ってくる。
つまりいったん手放したら、買い直しはもう出来ないだろうという本ばかり。

こうなって来るとタブーに手を出すことになる。
それは本を床に積み上げるという行為。
これをやると本の背表紙が見にくくなり、下の本は取り出す意欲が無くなる。
だけどもう今はそういう状態です。

作家さんは常に本の保管方法に悩んでおり、そういった本も多数あります。
うまく解決したという成功談は見たことがなく、みなさん、大変な苦労をしています。

電子書籍が一つの解決策と言う人もいますが、さっき書いたように僕が所有している本は、本屋に並んでいるような物ではありません。
古本として買った物も多数。
図書館でコピーした資料もあります。

根本的な解決方法は無いでしょう。
ぼくがどんどん耄碌して、本を読むスピードが遅くなれば解決するかも。
で、ぼくが死んだら、全部廃棄か。ちょっと虚しいな。

10列の本棚の一部には、うちの子どもたちが小さかった頃に買った「ぬいぐるみ」が占拠している場所があるんです。
あの「ぬいぐるみ」を全部捨てたいと言ったら・・・お嫁さんに家を追い出されちゃうかな?