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「風は生きよという」2015年02月01日 21時44分15秒

「風は生きよという」
映画を観てきました。
呼吸器を付けている人、気切をしている人、酸素のサポートを受けている人たちのドキュメントです。
内容は「良い意味」でわかりやすい。

重度障害者の問題、
在宅介護の問題、
呼吸器の問題、
尊厳死の問題、、、
そういったものをすべてきっちりと描ききっていました。

監督さんの視点が良いからでしょう。
純粋で、素直で、感動を表現できる作家さんなのだと思います。
技術的には、編集と音楽がとてもうまいと思いました。

会場は120人が定員で、来場を断った人も多数いたそうです。
しかし、この映画は8月にDVDとして販売されます。

近くなったらまた告知しますね。

ぼくは医学部のアーリー・イクスポージャーのような授業で、このような映画を使えばいいと思います。
医学教育で「倫理学」と「障害学」は、本来もっとしっかりとやるべきですが、実際にはほとんど行われていないのが実情ではないでしょうか?

60分の大変密度の濃いドキュメントですので、ぜひ、DVD化されたらご覧になってください。