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言論の自由と金儲け2015年01月11日 19時40分00秒

イスラム過激派のフランスでのテロは許し難いとしか言いようがありません。
襲撃された雑誌社は「風刺画」を売り物にしていたようです。
言論の自由は、国際社会において現代国家が手に入れた極めて重要な権利ですから、それを暴力で封殺することがあってはなりません。

ぼくは天皇制を支持していないし、死刑制度に反対しているし、自民党は嫌いで、いまの総理大臣は微塵も尊敬していません。
もし、上記のことを70年前にぼくが発言したら、必ず警察に逮捕されるでしょう。
戦後日本が手に入れた権利の一つが言論の自由。
なぜ言論の自由が必要か? それは国家の最高権力を市民が批判してもいいという権利を手に入れたからです。
権力は腐敗し、絶対権力は絶対に腐敗します。
だから監視が必要。
ジャーナリズムの役割は多々ありますが、その中で最も重要なことが権力の監視であることは論をまたないでしょう。

そして市民も自由に発言できなければ、権力は益々強くなり、腐敗し、暴走するかもしれません。

フランスの雑誌社はいったい何を風刺したのでしょうか?
自国の大統領の私生活でも暴いたのでしょうか? 政治姿勢を皮肉ったのでしょうか?
いや、そうではないでしょう。
宗教という人の心の中に手を突っ込んでからかったのでしょう。

たしかにそれは言論の自由です。
ではその風刺の動機は何でしょうか? お金が儲かるからではないでしょうか?
金儲けのために過激派を挑発して大量殺人事件が起きたことを考えれば、この新聞社は企業としてどういうモラルを持っていたか問いただしたくなります。

こういうことを書くと、では、メディアは萎縮して何も書けなくなると批判する人がいます。
ですが、そういった自主規制など、事件があっても無くても普段から誰もやっているのではないでしょうか?

文春は朝日新聞を徹底的に批判しますが、それは朝日新聞がテロで反撃してこないと知っているからです。
文春も産経も、ユダヤ差別につながるようなことを書いて抗議を受けると、「言論の自由である!」などと決して言いません。
すぐさま膝を屈して謝罪します。
要は力関係と経済関係で決まっている訳です。

言論の自由と権利を正しい方向・方法で使ってください。

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