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ぼくは異端者か?「YAH! DO みやざき」山之内さんへの手紙2014年12月07日 22時04分05秒

先月、宮崎県へ講演会に行った時、主催者の「YAH! DO みやざき」の事務局長の山之内さんから、「先生は学会の中で異端ですか?」と聞かれました。

医師で、なおかつ外科医で、障害者問題に強い関心を持っている人間をほとんど見たことがないから、質問してみたくなったそうです。
そう聞かれると返事に窮します。

障害を持って生まれてきた赤ちゃんにできる限りのことをやってあげたいと思うのは、僕だけではありません。
そういう意味では異端ではない。
ところが学会の「重鎮」みたいな医師には障害児差別者がいます。

1972年、兵庫県に「不幸な子どもが生まれない運動」というのがありました。
行政が検査費用を助成し、羊水チェックを勧めて染色体異常児が生まれないようにするという運動です。
当然のことながら障害者団体(青い芝の会など)の猛反発を喰らい、県はこの運動を撤回しました。
典型的な障害児差別思想ですね。

ところが、日本小児外科学会の重鎮の中には、40年以上も前に否定された、こうした差別思想を今でも持っている医者がいます。
こういう人間を「耄碌している」とか「老害である」と言って切り捨ててしまうのは簡単ですが、実はこんな医者が、来年の日本小児外科学会で特別講演を行うのです。
するとこういう差別者は「正統」ということになります。
耄碌もしていなければ、老害でもないのでしょう。
じゃあ、やっぱりぼくは「異端」だ。

ぼくは単なる開業医ですから、今から小児外科学会の中でキャリア・アップをすることなどあり得ません。
従って、ぼくは永遠に「異端」のままでしょう。

功成り名を遂げた大ベテランの医師が、今から心を入れ替えて自己改革をするなんて絶対にあり得ないでしょう。
もしそんなことをしたら、自死してしまうかもしれない。
差別者として一生を全うして頂く方が良いでしょう。

「YAH! DO みやざき」の山之内さん、ごめんなさい。ぼくは異端者です。
障害児の命を大切にしようとか、自立障害者のがんばりを世に伝えて応援しようとか、そんなことを考えているぼくは、日本小児外科学会の中で異端の存在なんです。

だけど、あと10年とか、50年とかすれば何かが変わるかもしれません。
水は岩よりも強い。雨だれ岩をも穿つと信じて、ぼくはしつこくしつこく発言を続けたいです。