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文章のどこに「、」を打つか?2014年09月21日 21時14分21秒

目から鱗が落ちる、という決まり文句がありますが、いま僕はこの台詞を生まれて初めて使っています。
本多勝一さんの「日本語の作文技術」を読んだ時はまさにそれで、日本語の構造ってこういう風になっているんだと感嘆したものです。
この本のキモは、どこに読点「、」を打つかにあります。
僕は良い意味でも悪い意味でもこの本に強い影響を受けて、読点は最小限に減らし、なおかつ分かりやすい文章を書くこと心がけています。

この週末の二日間、僕は東京駅近傍でお酒を飲む集まりがありました。
そして偶然両日とも「文章論」になって、どこに読点を打つかの話になりました。
初日にご一緒したのは大宅賞&講談社NF賞作家の渡辺一史さんで、彼は「日本語の作文技術」は読んだものの全然参考にはせず、この本を読む時間があったら何かを書いた方がいいと思ったそうです。
さすがに才能にある人はすごいですね。
ただ渡辺さんは、第8章「無神経な文章・紋切り型」という部分には共感したそうです。
「頭を抱えた」とか「鉛筆をなめなめ書いた」とかですね。
「目から鱗」も同類でしょう。

昨夜ご一緒したのは東大小児外科の前教授です。
先生のブログは内容が素晴らしいだけでなく文章も大変うまい(僕が言うと生意気ですが)。
ブログというよりもエッセイでしょう。
それも、本として流通している数多のエッセイの中に投じても、一流のエッセイとして高く評価されるようなレベルの高さがあると思います。
で、先生はやはりどこに読点を打つか、非常に考えるそうです。
本多勝一さんのように法則を持っている訳ではありませんが、くり返し文章を読み直すことで練り込むそうです。
さすがですね。僕は別に東大にコンプレックスを抱いている訳ではありませんが、橋都先生の文章を読んでいると到底叶わないなと感じます。

現在、うちの次女(小学6年生)が小学館の「12歳の文学賞」に向けて小説を書いています。
親が手を入れると失格になりますから、ぼくは下書きを読んで感想を言うだけ。
しかし読点の打ち方が実に的確で、物語る力も大変豊か。五感を使って小説を書いている。
あ、これは僕よりも才能があるな。
将来、小説を書くのはやめようと心に誓ったのでした。

青は藍より出でて藍より青し、ですね。ちょっと紋切り型か。