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カッコーの巣の上で (DVD)2014年03月04日 22時06分17秒

カッコーの巣の上で (DVD)
1975年の映画ですから、公開当時ぼくは14歳だった。
アカデミー賞主要5部門を独占し大変話題になったものです。
中学3年生だった松永少年は映画館へ足を運ぶか相当迷いましたが、結局は見にいかなかった。
精神病院という設定には興味を持ったけど、そこから抜け出すというテーマが何か現実感に乏しいと思ったのでした。
そしてその頃は、ジャック・ニコルソンという俳優の魅力に気づいていませんでした。
いやむしろ不格好な俳優と思ってしまった。
ま、子どもだった訳です。

で、今回DVDが目に止まったので視聴しました。
なるほど確かに優れた映画だと思いましたが、精神病院に入院している患者さんが余りにもまともなので、ちょっと鼻白む部分がありました。
ジャック・ニコルソンが精神病院へ送られて来た理由もちょっと弱いと思いました。

管理する医療側と管理される患者側の対立。
陳腐と言えば、陳腐でしょう。
いや、1975年の目で見れば新鮮だったのかもしれません。
名作と評される芸術が時代を越えるのはなかなか難しいものです。
この映画は「飛び越えた」のでしょうか?
皆さんもご覧下さい。