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「過食日記―ダイエットから摂食障害になった私」高橋 カオリ2014年02月28日 22時00分39秒

過食日記―ダイエットから摂食障害になった私
摂食障害としての「過食症」。
不謹慎な言い方かもしれませんが大変興味深く読みました。

なぜこういうことになるのか?
ぼくは精神科医でないからよくわかりません。
しかし「心」があるから病気になるのは間違いない。
「心」とは何か?
フロイトによれば、人間は「本能」が壊れているため、その部分を埋めるために作り出されたもの。
ではその「心」とは「スピリット」みたいな実体の無いものなのでしょうか?
いや、単なる「物質」かもしれない。

「恐怖」も「不安」も「こだわり」も物質が原因かもしれません。それが何かぼくは知りたい。

さて、ここで描かれた「過食症」。
ぼくには摂食に関する異常経験はありませんが、自分の心がコントロールできなくなった経験はあります。

それは大学院へ行っていた時の3年間のうちの、6カ月。
がん細胞に薬を投与して形態を変化させてからRNAを2日がかりで取り出す。
こういう単純な実験です。
それを14枚のシャーレを使って、1日おきに超遠心器でRNAを抽出して遺伝子の変化を調べる。
ところがこれがうまくいかなかった。

後から冷静に考えると、ちゃんと形態が変化していなかったんですね。つまり見切り発車で大がかりな実験をやってしまった。
で、実験結果は失敗に終わる。
そうするとムキになって同じことをくり返す。
で、また失敗。
ますますムキになって・・・・の無限ループ。
眠る時間以外はずっとこの実験をやっていた。
ふと気が付けば、何のデータも出ないままに6カ月が経過。
モーレツに焦りました。

その時、ぼくに実験をやめるように言ってくれた恩師がいたために、ぼくは冷静になることができました。
そしてゼロから準備をやり直して、予備実験をしっかりとやってから本実験をやったところ一発で答えが出ました。

あの6カ月は本当に苦しかった。
「不安」な気持ちに取り憑かれて、それを消すには実験をやること以外にないと強迫観念に囚われました。

だからこの本を読むと、過食症に嵌り込んでいく筆者の気持ちがなんとなく分かるんです。

さて、一方で「拒食症」という病気もあります。
こちらも大変悲惨な病気で、ぼくが関わった患者さん(少女)は、栄養失調が嵩じてお亡くなりになりました。
あの子は、ダイエット願望が強すぎて・・・・というよりも、何か自殺に近いような、死に神に取り憑かれたような最期でした。
「心」が壊れていたと表現するより、脳内で何か物質が暴走しているという感じでした。

「認知」や「行動」の歪みを整理するだけでこういう重度の拒食症は治るのでしょうか?
ちょっと勉強してみようと思います。