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浅田真央のノクターン2014年02月20日 19時07分59秒

浅田真央のノクターン
浅田真央のファンではなくても、フィギュアスケートのファンでなくても、私たちは浅田真央が好きなのではないか。
彼女は人から嫌われない。
今の時代の何か、日本という国家が閉塞した今という時代において、明るい希望みたいなものを体現したアイコンなのではないか。

今朝なぜか4時15分に目が醒めた。
これは神様が奇蹟を見せてくれるのかもしれないと思い、テレビをつけた。
見たのは悪夢だった。

なぜ彼女は16位に終わったのか。
まぐれで1位になることない。同様にまぐれで16位になることもない。
緊張したという発言もあった。
だが、緊張してうまく滑れないというのは、そのアスリートの落日を意味している。

バンクーバーの銀メダルはすでに落日の前の煌めきだったのかもしれない。
もはや陽は落ちようとしている。

ぼくは浅田真央のファンでもなければ、フィギュアスケートのファンでもまったくない。
だがしかし、今日は「ノクターン」を自室で聴いていたらとても哀しい気持ちになった。
ぼくと同じ人が日本中にたくさんいると思う。