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福島県の子どもの甲状腺がん、何が問題か?2014年02月11日 18時38分50秒

福島県の子どもに甲状腺がんが極めて多いことは、小児がんを専門にしている医師ならばたちまち分かる「自明」のことです。
ではこのことが、福島県の検討委員会の言うように「原発事故と関係あると言えない」とするならば、どういう理由で甲状腺がんがたくさん見付かるのでしょうか?

甲状腺がんは顕微鏡で観察すると4種類のタイプに分類されます。このうち、被曝と関係するのは「乳頭がん」。
「乳頭がん」は発育が緩やかで、リンパ節に転移することはありますが、肺などにはほとんど転移しません。
結果として救命率が高い。
しかし、がんと診断されれば、手術で喉に大きな傷を付けて甲状腺を摘出する訳ですから「良性」ではない。
それはともかく、議論が難しいのは「発育は緩やか」ということです。

福島の子どもたちは超音波検査でスクリーニングを受けています。
もしかしたらこういう検査をやると、福島県以外の子どもたちにも同じような頻度で「甲状腺乳頭がん」が見付かる可能性が無いわけではない。
つまり、小児期から「甲状腺乳頭がん」は発生していて、しかし、誰にも気が付かれず、ゆっくりと大きくなり、30〜40歳くらいで発見される、あるいは一生気づかれないという可能性です。

こういった潜在性のがんを子どもたちが持っている可能性はあるのでしょうか?
この問いに対してきちんと回答しているお医者さんを、ぼくは見たことがありません。
ではぼくが答えましょう。
「がんが潜在している可能性はあるか無いか、誰にも分からない」。これが正答です。

だって過去に例が無い訳です。これだけたくさんのお子さんを超音波でスクリーニングした例が。
1986年のチェルノブイリとは超音波装置の精密度が桁違いとは先日書いたとおりです。
だからその可能性が残る。

「潜在性のがん」を超音波で無理やり発見しているのか?それとも、原発事故の影響で甲状腺がんが増えているのか?
最大の鍵は、手術した33例で喉にしこりを触れたか否かでしょう。あるいはリンパ節転移があったか否かでしょう。
もし本人や家族などが、喉のしこりに気づいていたならば、それは「潜在性」とは言えません。
福島県はそのことに留意して疫学調査を進めなくてはなりません。

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