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日産スタジアム参戦記2013年08月05日 21時00分10秒

ももクロ・日産スタジアム
東京駅から新横浜駅まで、新幹線でわずか18分。
切符を買うのに時間かかるということもなく、普通に買って普通に電車に乗り込んだ。
指定席にゆったりと座り、たちまち新横浜駅に到着。

駅を降りると、モノノフと思われる人がわずかにいるだけ。
人の流れにそってスタジアムへ歩いていけばよいと思っていたが、そういう流れはできていなくて、街の地図看板を見ながら歩いて行く。
5分、10分と歩いて行くうちに、5色の法被やTシャツを着た人がどんどん増えていく。いや、しだいに街中そんな人で一杯だ。

ローソンなどのコンビニではそういったモノノフで溢れている。
お、日産スタジアムが見えてきた。でかい。立派な建物だ。
直近の交差点までくると、もう人の波。5色の大群衆である。
ゲートをくぐって自分の席へ。
通路から3番目と4番目なので、心理的に楽である。
開始まであと45分。続々と席が埋まっていく。

メインスタンドに巨大なステージが建てられている。
従ってメインスタンドに観客は入っていない。
僕はバックスタンドの1階15列目。中央からは大きく離れたコーナーに近い場所。
フィールドに目をやると、芝生には座席は用意されておらず、芝生周囲のトラックがアリーナ席になっている。
そしてバックスタンドと芝生の間のトラック部分には、サブステージが設置されている。
メインステージよりも、こちらの方が距離は近いが、僕の座席からは死角になるので見づらいのではという予感。

スタンドではあちこちでメンバーの名前のコールが起きる。
一番人気は「しおりん」。
誰か一人が立ち上がって「みんなの妹!」と叫ぶと、周囲から一斉に「しおりーん!」という絶叫があがる。

そして定刻の16時にライブはスタート。
のっけから総立ち、大コールである。
「日本を元気にする」「ライブとスポーツの融合」がテーマなので、聖火の点火。そして「君が代」斉唱。
演奏するのは・・・・。
舞台からせり上がってくるのは、ギターでキメた布袋寅泰!
6万人のどよめきと歓声が爆発。

生歌はもちろんだが、演奏も2/3くらいは生バンド。
僕の右方向に巨大なスピーカーがあってそこから音が聞こえてくるのだが、野外であり、音は拡散傾向になってしまう。
そしてその大音量をしのぐファンのコール。
僕も叫ぶが自分の声が聞こえないくらい。
従って、ももクロの歌もよく聞こえないこともしばしば。

予想はしていたけれど、5人のメンバーは米粒みたいに小さく見える。
大型スクリーンが設置してあるのだが、それも物足りないくらい小さい。
本当に生身の人間が歌っているのかと、まるで現実感・手触り感が無い。
双眼鏡で覗いてみると、確かに百田夏菜子である。

日産スタジアムを事前にwebで調べたら、座席がゆったりと作られていると書かれていた。
だが実際にはそんなことはなかった。飛行機の国際線を想起してしまった。
足元にバックパックを置いたのが今から考えれば失敗だったのだが、とにかく「自分のスペース」が狭い。
隣の女の子が振るサイリウムが僕の顔に当たるんじゃないかとヒヤヒヤ。

前半が終わってハーフタイムショー。
芝生を使ってのサッカー。北澤豪さんとかが出場していた。
この時間帯を利用して、以前からずっと懸案だったトイレへ。
呆気ないくらいにトイレはガラガラ。

後半も5人の歌う力は衰えることなく、結局アンコールを含めて全部で29曲。
彼女たちにはまだまだ伸びしろがあると感じることができる。
良い意味でまだまだ未完成だ。
だが、あの踊り、あの動きで「歌が唄える」ということだけでも驚異的である。尋常ではない体力・呼吸機能だ。

ほとんどが「鉄板」の人気曲ばかりで、会場のボルテージは上がりっぱなし。
ライブは4時間30分を越えて、家内は最後の2曲くらいで疲れてしまった。
なので、一番最後のMCは割愛してスタジアムを出る。

夜道を駅に向かうと、ものすごい数のモノノフが早足で歩いている。
新横浜駅付近では、何軒もの居酒屋さんの前で客引きがすごい。
プラカードに「ももクロ・DVD上映中」と書かれている。
なるほど、余韻を楽しみたい客を当て込んでいるようだ。

新幹線の切符売り場の行列はそんなに長くない。やはり早めに出てきてよかった。
ゆっくり座って千葉まで帰ることができた。

ライブに参戦して本当によかった。冥土の土産ができたし、行かなければ一生後悔したと思う。
しかし、音を楽しむ多幸感はそれ程でもなかった。
ジャズクラブの演奏の方が、はるかに「ライブ」しているだろう。
ももクロのライブは「巨大な盆踊り」のようでもあり、「エンターテインメント・ショー」でもあり、「ディズニーのエレクトリック・パレード」のようでもあった。
2年前には6千人だった会場が、今年は6万人。
こうなると、ももクロは、一種の「記号」のような存在になっている。
人気が人気を呼ぶし、ももクロのライブに参戦すること自体が娯楽になっている印象を受ける。
「オタク」みたいなファンはほとんど見かけなくて、家族連れやカップル客が目立っていたのも肯ける。

ももクロの歌に感動するというより(もちろん感動する場面もあり、家内は泣いていたが)、ももクロの5人と6万人のファンが一緒にイベントを構成しているといった感じだ。
「非日常」の「夢・幻」の世界を覗いてきたという印象である。

わずか3年くらいで普通の少女が、夢の中のアイコンになったのだから、これはやはり現実離れしたサクセス・ストーリーだ。
いや、彼女たち自身はどう思っているのだろう。
サクセスと思っているのか? 
戸惑っていないのか?
サブステージがせり上がって、数十メートルまで上昇した百田夏菜子の目には何が見えたのだろうか?

12時間くらいインタビューしてみたいな。