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人気のないブログ2013年04月03日 22時09分30秒

オリオン座のベルト
ここひと月くらい、このブログの人気が低迷しています。
以前は毎日200人近くの人が読んでくれていましたが、最近は150人を下回るようになりました。
なぜでしょうか?
理由を考えてみました。

1 以前は舌鋒するどく、政治や社会構造に対して批判を加えていた。
そういうことを書くと、「よくぞ言ってくれた」という反響が来ると同時に、「ひとの悪口は控えるべきだ」とのお叱りをよくうけました。
そういう声にちょっとうんざりした部分があります。
コメント欄を閉鎖したのはそういう理由もあります。
で、結果、ブログから「痛快さ」が消えたかもしれません。

2 面白いネタをフェイスブックで書いてしまうから。
笑えるような、そして短い話はFBに書いて盛り上がってしまいます。
同じことを書くのは嫌なので、ブログではネタ切れになっている可能性があります。
ちょっとした政治談義はFBで終わらせてしまいます。

3 双方向性がなくなったから。
上記のようにコメント欄は閉じてあります。
スパムが貼り付けられることもあるし、政治的な恫喝のコメントがつくこともあります。
だけどもっと怖いのは、政治的でも宗教的でも何でもないブログに対して、匿名で、長文の悪口雑言を投げつけてくる人間がいることです。
実に怖い。
コメント欄を閉じたことで、読者との交流がなくなりました。

4 趣味に走りすぎているから。
「読書」「自転車」「カメラ」「音楽」「映画」と好きなものが多いのですが、ちょっと内容に一般性・普遍性がないかもしれません。
「書評」もミステリーなどについて書けば、もっと「ウケる」かもしれませんが、ぼくのは専らノンフィクション。
ノンフィクション・冬の時代ですから、興味をもって書評を読む人が少ないのかもしれませんね。
書評の書き方は二通りあって、「良いところを見付けて書く」という方法と、「悪いところは批判して読者に知らしめる」という方法があります。
元朝日新聞記者の本多勝一さんは後者を実行していました。
ぼくも以前はそうでしたが、それってちょっとイージーかなと思い直すようになり、今ではなるべく読んだ本の良い点を見付けるようにしています。
そうならない時もありますが。
なので、そのことで歯切れが悪くなっているのかもしれません。

時々ブログをやめてしまおうかなと思うこともありますが、患者さんに「読んでますよ」と声をかけられると、一転、やる気が湧いてきます。
ま、別にこのブログで飯を食っている訳ではないので、読者数が少なくても細々と書き続けていこうと思っています。

写真はさっき撮ったオリオン座のベルトです。