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毎日新聞社探訪記2013年03月27日 19時51分14秒

毎日新聞社から
用事があって東京に出かけてきました。

昼食を毎日新聞社の友人と共にした後に、「新聞社をちょっと見せてくれ」と頼みました。
すると、ちょうどこれから彼の友人が新聞社の見学に来るので、一緒にツアーに参加しろと言うのです。

その見学者とはイタリアのジャーナリストとその家族(奥さんと娘さんたち)。
新聞社には当然こういった客を案内する係の人がいます。
とても綺麗なお姉さんが登場。
我々はまずプレゼンテーションの部屋に案内されました。
スライドの文字は日本語ですが、解説は英語。
英語がわかるのはジャーナリストの父親だけの雰囲気でした。
込み入った話は、その父親と、ぼくの友人の記者がイタリア語でやりとりをしていました。

英語のプレゼンですが、日本人の発音ですから、ぼくにはほとんど聞き取り可能でした。
だけど、イタリア人のジャーナリストが英語で質問した時は、ぼくはほとんど聞き取ることができませんでした。
国際学会から7年以上も遠ざかっていますので、ぼくの英語力も相当落ちたなという感じです。

もしやイタリア語会話も、なんとなく「勘」で聞き取れるかなと期待しましたが、ちんぷんかんぷんでした。

さてプレゼンが終わって出版局(という名前だったかな?)へ。
何十メートルもある長い廊下の左右に大きな部屋がいくつも並びます。
何十畳くらいの広さでしょう。ちょっと数字のイメージが沸かない。
大病院の待合室くらいの広さ。
部屋と部屋はきちんとした壁で区切られているのではなく、キャビネット棚やパーテーションの板で仕切られている感じで、全体として巨大なスペースになっています。
そこにものすごい人口密度で社員さんが働いているんです。

ちょっと失礼な言い方になるかもしれませんが、各自の机はあまり大きくありません。
で、机の上にはノートパソコンかデスクトップパソコン。
それしか置いていないと言ってもいいでしょう。

3階の出版局から4階の編集局へ。
ややこちらの方が、机が広い感じで、その分、人口密度も緩和されていました。
だけど開放感があまりない。
気付いてみると、天上がものすごく低い。
背伸びすればぼくの指先が届きそう。
とにかくたくさんの人がパソコンに向かっていて、これだけのマンパワーが無ければ毎日、新聞を発行するのは無理なんだなと、よく分かりました。

写真は4階の窓から撮影した皇居。
毎日新聞社は地名で言うと、一ツ橋なんですね。
最後にイタリアからのお客さん一人ひとりと握手して別れました。
英語しか使えず申し訳ないと思いました。
事前に知っていれば、イタリア語の簡単な挨拶くらい勉強していったのに。

実に貴重な経験をしました!