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「星をつくった男 阿久悠と、その時代」 (講談社文庫) 重松 清2012年09月20日 21時45分00秒

星をつくった男 阿久悠と、その時代
大変面白く読みました。
最後の章はちょっと難しくて意味を読み取りきれませんでしたが、全体としては「時代」と「言葉」の持つ意味が大変深く理解できました。

この本でもっとも注目すべき点は、「評伝」というノンフィクションをどう書くかというスタイルの問題でしょう。

「阿久悠は○○の時、○○と思った」という表現は皆無なんですね。
すべて阿久悠さんの自伝から直接文章を引用していくのです。
それについて重松さんが考えたことを解説している。

だから「作っている」部分や「物語っている」部分が無い。
この作品は純粋なノンフィクションと言えるでしょう。
あるいは「評論」と言ってもいい。

本来、フィクションの作家である重松さんが、ノンフィクションを書く時に、「物語性」を一切排するというのは、なんとも興味深く感じました。
ぼくはやはりノンフィクションとはこういうスタイルを取るべきだと思います。