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日本の滅亡と読書離れ2012年09月11日 21時03分26秒

私たち日本人は大変文化的な生活を営んでいますが、それは経済的に裕福だからです。
現在、エジプト展が話題になっていますが、隆盛を誇る日本文明もいつか廃れて消滅してしまうかもしれません。
なぜ、現在、日本は経済的に豊かなのでしょうか?
確かにGDPは世界第3位。
ヨーロッパのどの国にも負けない経済大国です。

しかし国民一人あたりのGDPはどうでしょうか?
実は世界で20位くらいなんですね。
だから日本人が勤勉だとか、優秀という言い方は間違いであるということが分かります。

世界で20位の日本人が、なぜ、世界で3位の大国なのでしょうか?
それは人口が多いからです。
日本の経済の繁栄は人口の多さが鍵を握っている訳です。
中国も同じような構造です。

さて、ヒトには、労働する時間、食事をする時間、眠る時間の他に「娯楽」を行う時間があります。
娯楽の種類は多種多様に進化しても、人間一人が持っている「娯楽のパイ」の大きさには昔から変化はありません。

映画しかなかった時代にテレビが登場し、「一億総白痴化」などと言われました。
さらにテレビゲームが登場し、インターネットが登場します。
ネットは「電子メール」という新しい娯楽を生み、FaceBookなどは面白くてやめようがありません。
スマートフォンが開発されて、人々は電車の中でネットを楽しみます。あるいはゲームを。

娯楽の種類は増えていますが、全体のパイは大きくなっていないことは明らかだと思います。

Steve Jobsは本当に偉大だったと思いますが、彼が行ったことは、パイを細かく切り刻んで、新しい娯楽をその中に追加したことです。
結果として人々は、快適で楽しい人生を送れるようになった訳ですから、この業績は誰も否定できないと思います。
しかし彼は、人類の「娯楽のパイ」を大きくしたり小さくしたりなどの革命的なことを発明した訳ではありません。
もしJobsがそれをやり遂げていたら、数百年の後世の人々は、 Jobsを「まるでダ・ビンチのようだ」と讃えるでしょう。

パイが小さく切り刻まれて、まともに割を食ったのは出版界でしょう。
「読書」というパイは本当に小さくなってしまった。
これは「フィールド」が小さくなったという意味もあるし、私たちが、長い文章を読む根気を失ってしまったという文化の変化もあるでしょう。

ちょっと品の無い話になるかもしれませんが、少子化と娯楽の多様化は同じことを意味していると思います。
日本全体が貧しかった昭和の初期になぜあれほど人口が増えたのでしょうか?
それは国策もあったと思いますが、それははっきり言って娯楽が少なかったからです。

だから今の日本で民主党がいくら「こども手当」なんてことをやっても、少子化は進むばかりです。
インターネットとスマートフォンを法律で禁止すれば、たちまち人口は増えますよ。

しかし資本主義社会とは「物を売る」社会ですから、人々に生活必需品が行き渡ると、あとは娯楽品を売りつけるしか生き延びる方法が無い訳です。
結果、広告が強くなり、「ライン」でも「YouTube」でも「FaceBook」でも無料で私たちは娯楽を得ることができる。
なぜ無料かと言えば、私たちはGoogleとかAmazonとかに囲い込まれて広告を見せられているからです。

こうして資本主義社会は「定向進化」を遂げて、恐竜が絶滅したように最後には滅びるしかない訳です。

あと30年くらいすると日本はものすごく落ち目の国になっているでしょう。
尖閣諸島なんて中国の灯台が建っているかもしれません。
少子化はそれくらい大事なことで日本の行く末を決めることなのです。
読書離れは、それを間接的に表している文化の揺らぎなのです。