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「旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三」 (文春文庫) 佐野 眞一2012年09月08日 19時08分38秒

旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三
単行本で読んだのはかなり前でした。
今回、文庫本が目に止まったので熟読しました。

在野の民俗学者・宮本常一さんを描いた佐野眞一さんの代表作です。
宮本常一さんはあまり有名ではないかもしれませんが、ぼくは、1983年、いまから30年近く前からお名前を知っていました。
なぜかと言うと、ぼくが初めて本多勝一さんの本を読んだのが1983年。
その時の、「貧困なる精神 第14集」の中に「宮本常一先生 庄屋の台所の五〇個のハンコ」という追悼文が収録されていたからです。

宮本先生の代表作「忘れられた日本人」は最近になって読みました。
その中で一番面白かったのは、やはり「土佐源氏」。
そして本書「旅する巨人」の中でも一番面白かったのは、第14章の「土佐源氏の謎」です。

宮本先生はいい言葉もたくさん言っておられます。
枝葉末節という言葉がありますが、先生は逆。
「いかに大きな幹があっても、枝葉がそれを支えている。その枝葉を忘れて、幹を論じてはいけない」
素晴らしい言葉だと思います。

こういう本が大宅壮一ノンフィクション賞を取るのですね。
歴史に残る超一級の評伝です。