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我が子は天才2012年03月01日 22時51分56秒

自分の子どもを天才だと思ったことのある親は、かなりの割合に達するようですが、それは必ずしも「親ばか」ではないと思います。
子どもには豊富な才能があり、要は親がそれをどんどんスポイルしていく訳です。

ぼくの人生は終盤に向かいましたので、生涯に得る労働賃金は可能な限り、子どものために使いたいと思っています。
ぼく自身が必要とするお金など、もう、あまりありません。
海外旅行などの計画もないし、何かのマネーゲームに手を染めようと思っていませんし。

あと10年間、自転車を乗れればいいなと、ま、それくらいでしょうか。
そうすると、5年後にロードランナーを買い換えて、3年後に車を買い換える、これくらしか、ぼくの人生に必要なお金は無いことになります。
借金が返済できて、生活ができれば、後は自転車一台、30万円、車一台、250万円。
これがぼくの人生すべてです。

残りは全部子どもに使おう。

長女は秀才で、ぼくよりも遙かに勉強ができます。
ぼくが入った大学は千葉大医学部。
けっこう難しくて、偏差値で言えば、東大の理科2類、文科3類に匹敵します。
彼女は医学部にはいかないと言っていますので、東大くらいは目指して欲しいと思ったりします。
ですが、実は、大学などというブランド名はどうでもいいのです。
学歴に劣等感のある人は、ブランドに拘りますが、本当にカッコ悪いですよね。

真に実力のある人間はどこの大学でも力を発揮します。
長女にはどこでもいいから、自分が学びたいことが学べる大学に行って欲しいですね。
そして音楽の才能にすごいものがあるので、ハイアマチュアとしてずっと音楽を続けて欲しいと思います。

さて、次女には底知れないところがあります。
進学塾でも一番の成績なのですが、そんなちっぽけなことはどうでもよく、ぼくの知っている常識では割り切れない無限の可能性を持っていると思っています。
毎日、男子に交じってくたくたになるまで外遊びをするのですが、その後は、モーレツなスピードで、モーレツな量の読書をします。
このすごさは、「普通の子ども」の範囲を超えています。
こんなすごい読書をする人間を、ぼくはこの世に一人だけ知っています。
それはぼくの兄です。

次女は、東大に進むとか、ハーバードに留学するとか、そういった「普通」を超えて、たとえば、Steve Jobsのように高卒でも世界を変える人間になるような気がします。

いずれにしても、ぼくにできることは、長女と次女を応援することだけですから、健康に留意し、なるべく認知症にならず、また、寝たきりにならず、子どもの足を引っ張らないようにしたいものです。
と同時に、自分の人生の楽しみは、子どもの成長だ、などと、子離れできないダメな親にはなりたくありません。

過去に生きる人間は惨めです。
今を生きないと人生はつまらない。
そしてさらに、歳をとっても、未来に生きていきたい。
子どもを陰ながら応援しつつ、ぼくは独立して歩いていくつもりです。