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コロコロ変わる日本の総理大臣2011年08月22日 20時10分43秒

今朝の朝日新聞の社説を読んでいたら、この5年の間に6人目の総理大臣が誕生しようとしており、短命政権を食い止める政治のシステムが必要だと論じていました。

総理大臣が一年しか仕事ができないと、中長期的な戦略をうつことが困難になります。
従ってそれによる「負」の面は今の日本に多数あるでしょう。
だけど同時に、良い面もあるのではないでしょうか?

ぼくが物心ついた時、我が国の総理大臣は佐藤栄作でした。
最近で印象深い総理と言えば、小泉純一郎。
この二人に共通しているのは、長期政権を築いたことであり、またぼくがもっとも尊敬できない政治家でもあります。

佐藤栄作は、国民をペテンにかけてアメリカと沖縄返還の合意を取り付けノーベル平和賞を受け取りました。
まるで詐欺みたいなもので、こんなインチキが世の中にまかり通るとは、我が祖国は一体どんな国なのでしょう。
小泉純一郎はブッシュにシッポをふって、海外ではイラク市民10万人の虐殺に手を貸し、国内では貧困者を多数生みだし格差社会を作り国民を分断しました。

要するに、長期政権なんてろくな事がないのです。
最高権力者は一年ごとに変わるくらいの方が、世の中のために良いのです。

リビアを見て下さい。
カダフィの政権は40年以上です。
憲法も無ければ議会もない。

ま、そういったものがあっても、国民が基本的人権を握っていなければ、66年前までの日本と同じで絶対権力者が力を持ち続ける訳です。
大学の教授とかもそうですね。
進路や指導や戦略を誤っても責任を取らないし、定年まで辞めることはありません。

最高責任者は、その権力が重ければ重いほど、長く務めてはいけません。
一年ごとに替わる日本のシステムは実は民主的には大変健全なのです。
みんなで交代で総理をやるってとても良いことだと思います。

さて次は前原さんかな?
ぼくと同い年じゃないか。