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「原発の闇を暴く」 (集英社新書)広瀬 隆, 明石 昇二郎2011年07月26日 20時24分22秒

原発の闇を暴く
反原発に取り組んできた広瀬さんと明石さんの対談です。
新書ですので、すぐに読み終えてしまいました。

「責任者は腹を切れ!」とばかりに、次から次へと、原発推進に関わった経済人・学者・政治家・評論家の名前が出てきます。
広瀬さんはちょっと感情的になり過ぎているのかという程、激しい非難です。

本の内容に関しては、ぼくも、まあ、そうなんだろうなと賛成しますが、本の出来はどうでしょうか?
こういう対談も重要かも知れませんが、やはり多くの人を説得するには、一つ一つの事実を冷静に積み上げていく方がいいのかと思います。
要は戦術の問題ですが。

3・11直後の新聞の世論調査では、「原発は安全性を高めて今後も維持」という意見が大多数だったんです。
しかし、最近の調査では、「しだいに減らして将来は無くす」という意見が圧倒的なんですよね。

次の民主党の代表(総理大臣)はどうするつもりなんでしょうかね。
菅さんと違って、財界の茶坊主になってしまうかもしれませんね。

反原発の広瀬さんが強く主張しているのは、代替エネルギーは太陽光でもない、風力でもないという点。
これらは大して電気を生み出せないし、環境破壊が著しいそうです。
答えは何かというと、天然ガス。
この辺は全然マスコミでは報道されていませんね。

ところでみなさん、毎日Yahooのトップページとかを見ていますか?
「現在の電力使用量」というのが出ていますよね。
過日は猛烈に暑い日が続きましたが、電力は全然逼迫しませんでした。
やはり、電気は過剰なんじゃないですか?

でも今朝の朝日新聞の一面トップは、原発が止まれば今後5年は電力不足との予測が。
政・官・財・マスコミのすべてが、電力不足を煽っています。
日本人の知恵が試される時に来ていますね。

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