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訃報 松浦総三さん2011年07月22日 19時45分28秒

天皇とマスコミ
評論家の松浦総三さんがお亡くなりになりました。
以下は朝日新聞からの引用です。

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松浦 総三さん(まつうら・そうぞう=評論家、本名総蔵)が6日、結腸がんで死去した。96歳だった。葬儀は近親者のみで行った。喪主は長男洋(ひろし)さん。
 改造社の編集者を経て、家永三郎氏らと発行した「東京大空襲・戦災誌」で菊池寛賞。著書に「占領下の言論弾圧」などがある。

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96歳だったんですね。
学生時代、松浦さんの評論をいくつか読みました。
一番印象に残っているのは「天皇とマスコミ」(青木書店)かな。
ま、こういうことを書くと、「アカ」とか「サヨク」とか「バイコクド」とか、コメントが付くんですよね。
だけど、こういう評論を行う作家が本当に少なくなってしまった。
一つの理由は、60年から70年代にかけて、左翼運動が国家権力によって徹底的に潰されてしまって、その世代の人たちが精神的に挫折してしまったということ。
もう一つは、日本という国自体が(見かけだけは)豊かになったので、誰もが美味しい生活をしたいと思い始め、体制に尻尾を振り始めたからでしょう。

え? じゃあ、ぼくはって?
ぼくなんて、めちゃくちゃ「資本主義の走狗」ですよ。
「サヨク」でも何でもありません。

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