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大阪から「天皇陛下万歳!」2011年05月17日 16時44分11秒

大阪府知事が、教員に対して君が代斉唱の時に起立する条例を出そうとしています。
複数回、違反すると懲戒免職になるそうです。

つまり、そういう教員は大阪府には「要らない」そうです。
なるほど。
府知事さん、あなたは独裁者か?

人間というのは恐ろしい生き物で、権力を握るとその権力をどうしても使いたくなります。
人の心を押さえつけて踏みにじって蹂躙して、さぞや満足なのでしょう。

ぼくは天皇制を否定しています。
しかしそれは思想の上であって、自分が君が代斉唱の場面に立ち会えば、起立します。
それは社会のエチケットと思うからです。
ですが、断固として起立しない人がいても、それは社会の中の自由の範囲だと思います。
起立したい人は起立。嫌な人は立たない。

それを条例で人の心を縛って懲戒免職にするなんて、この府知事はプチ・ヒトラーでしょうか?
こういう人間を選挙で選ぶ大阪府民の程度がしれます。

さて、先日の朝日新聞の社説も、被災地を訪問する天皇・皇后について書いていたけど、論旨がまったく意味不明でした。
前半は「天皇陛下万歳」で後半は「万歳にすぎてはいけない」と。
いったい何が言いたかったのか、まるで分からない。
締め切りまで時間がなくて書き飛ばしたのでしょうか?
そういう時は、白紙にしておくことをお勧めします。