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小学6年生にインタビューを受ける2010年07月24日 16時31分26秒

先日は独協医大の高名な先生にインタビューを受けましたが、今日はなんと小学6年生にインタビューされました。

東京に住むA子ちゃんは、自分の母親が何度か手術を受けた経験があったので、医療に興味を持ったそうです。
そして手にした本が、「命のカレンダー」と「命のダイアリー」。

この夏、夏休みの自由研究の課題を「医師」として、僕にインタビューを申し込んできました。

診療が終わったクリニックに来てもらい、A子ちゃんと僕は院長室へ。
ご両親は隣りの処置室のソファで待機です。

A子ちゃんは、事前に大学ノートに質問事項をずらりと並べ、僕の生い立ちから、医師を目指した動機、小児外科医の「かけだし」の頃、そして現在に至るまでの詳細を聞き取っていきます。
もちろん、本を書いた動機や訴えたかったことも。
そして最後には、「命」とは何かとか、「寿命」とは何かという質問になりました。

終わってみれば2時間が経過。
その中味の濃さにびっくり。
僕はみっちりと半生を振り返ることになりました。

しかし、まあ、この子は将来が楽しみ。
医者になるのか、ジャーナリストになるのか、それは本人が決めることですが、(良い意味での)著名人になるかもしれませんね。
最後に、好奇心一杯でクリニックを見学していきました。

どんな自由研究の仕上げになるか、とても楽しみです。
こういう子どもの才能を、周りの大人たちが一生懸命応援して伸ばしていきたいものですね。