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ついうっかり12時が過ぎた2010年07月02日 20時00分24秒

書斎パノラマ
昨夜はブログを書き損ねました。
書く準備をしているうちに、12時を過ぎてしまったのです。

書く準備とは何かというと、書斎の全景をデジカメの「パノラマ」という機能で撮影してみたのです。

どうですか?
えらく広く見えるでしょう?
もちろんこれはカメラのトリックで、僕の書斎はうなぎの寝床のように狭い部屋です。

7月に入って、クリニックには喘息のお子さんがまだまだお見えになります。
発熱のお子さんもけっこう多い。
あと2〜3週は、クリニックは少し落ち着かないかも知れませんね。

7月は時間が足りない2010年07月03日 22時52分07秒

7月になってクリニックは空いてきた、、、と言いたいところですが、そうでもありません。
去年の例だと3週くらいまではけっこう混雑しました。
今年はどうでしょうか?

僕の感覚としては、1年を通じて、6月あたりが胸突き八丁。
1週間で言えば、木曜日あたりに相当します。
7月は混雑しても、あとひと月で夏休みと思えることができるので、まあ、頑張ることも可能です。

そんな7月ですが、土日に様々な用事が入っていて、時間がいくらあっても足りません。
どんな用事かと言うと、、、それはそのつど、このブログで報告していきましょう。

なかなか体験しないような不思議な予定も入っています。
ま、人生、長く生きているといろんな経験をします。

そう言えば、昨年はいくつかのテレビ取材を受けましたが、実は最近、取材の打診がありました。
結局はボツになってテレビ出演にはなりませんでした。
その番組は「アンビリーバボー」とかいう名前、、、。
皆さん、ご存知でしょうか?
僕はテレビを観ないので、よく分りませんが。

いずれにしても体調を整えて、診療を一番大事にやっていきたいものです。

菜の花会に行った2010年07月04日 19時37分21秒

午後になって、千葉県庁近くのホテルにいきました。
千葉県の「がんの子どもの親の会」である「菜の花会」に出席するためです。

今年のゲストは、聖路加国際病院の小児科・石田先生です。

小児がんの経験者たちの長期フォローアップの取り組みについて、1時間みっちりと解説していただきました。
大変素晴らしい講演内容で、教えられることが多々ありました。

実に有意義な一日でした。
石田先生、本当にどうも有り難うございました。

支持率急落、菅内閣2010年07月05日 20時10分39秒

菅内閣の支持率の急落ぶりは、ちょっと見たことがないような激しさです。
もちろんこれは消費税増税の影響です。

もし今回の参院選挙で民主党が大敗するようなことがあれば、今後20年は、消費増税を掲げて選挙に挑む政権党はなくなるでしょう。

その間、日本の財政がもてばいいのですが、日本が破産してしまったら、僕らの暮らしはどうなるのでしょうか?
まったく想像もつきませんが、ま、政治を選ぶのは我々国民ですから、自分たちが破産の道を選んだということでしょう。

それでも最終的に、人間という生き物は賢いと僕はおもっています。
日本が一度、経済的に破滅しても、50年から100年くらいしたら、再生してくるのではないでしょうか?
そして200年くらい先には、立派な経済/財政を築くのでは?

「歴史は必ず進歩する」が僕の持論ですが、僕が生きられるあと20年くらいの間は、大して進歩しないかもしれません。
僕のひ孫に進歩した日本を見てもらいたいですね。

さようなら、梅棹忠夫さん2010年07月06日 20時43分23秒

梅棹忠夫さん90歳
梅棹忠夫さんがお亡くなりになりました。90歳だったそうです。

梅棹さんといえば、何と言っても「知的生産の技術」です。
高校生の頃に読んで、その知的な思考方法に多いに憧れたものです。
そして実は最近、この本を買い直して再読しました。
読み終わったのはつい先日です。

この本のすごいところはたくさんあって、とても書ききれないけど、一番すごいのは「日本語」だと思います。

1969年当時の日本では、こういう「分かりやすい」「合理的で」「シンプルな」日本語を書く人ってほとんどいなかったと思います。
その文章の美しさは、40年を越えた現代にも生きています。

立花隆さんは、「知のソフトウェア」で、梅棹さんの「京大式カード」を一刀両断に批判していますが、二つの本の間には14年の年月があります。
同時代に批判していれば、それなりの価値があったと思いますが。

また、梅棹さんは、本多勝一さんの「お師匠」としても知られています。
傑作ルポ「カナダエスキモー」の取材の前に、本多さんが梅棹さんにアドバイスを求めにいったエピソードは、僕にとっては忘れがたいものです。
この結果、「カナダエスキモー」の文章の出だしは、大変印象深いものになりました。
もしかして、このアイデアって、その後、50年間の今日に至るまでのルポの「スタイル」を決めてしまったのではないでしょうか?

人の命は、有限です。
これだけは誰も平等で、不老不死はありえません。
でもやはり、寂しいですね。

さようなら、梅棹忠夫さん。

闘病記で第一位2010年07月07日 11時25分30秒

闘病記で一位
今日はクリニックは休診日。
朝から書斎で、調べ物と書き物をしていました。

拙著を人に贈る用事があって、Amazonを覗いたら、「命のカレンダー 小児固形がんと闘う」が闘病記で第一位になっていました。

ああ、それは嬉しい、有り難い。

記念に一枚、写真を撮っておきましょう。
この勢いに乗って、「命のダイアリー 小児がんを乗り越えた少年・少女たち」も読まれると嬉しいですね。

ABBA ダンシング・クイーン2010年07月08日 21時13分46秒

長女はブラスバンド部に属していますが、先日、ABBAのダンシング・クイーンを演奏したそうです。
しかし長女は、この曲をよく知らないと。

おお、そうですか。知らないと。

ABBAのダンシング・クイーンと言えば、今から30年以上も前、そう、僕が高校生の頃、一世を風靡した、世界的なスーパーメガヒットです。

http://www.youtube.com/watch?v=XZE-j6ZWpZo&feature=related

国境を越え、言語を越え、時代を越えるというのは本当に素晴らしいですね。

こういう名曲もあります。チキティータですね。

http://www.youtube.com/watch?v=8Z9PVF27Btw&feature=related


親子で、ABBAか。
何とも感慨深いです。

「ブラバンキッズ・ラプソディー」(三五館)2010年07月09日 20時02分03秒

ブラバンキッズ・ラプソディー
石川高子さんのノンフィクションです。

なぜ、この本を読んだかというと、角岡伸彦さんが「g2+八重洲ブックセンターの世紀のノンフィクション」で推薦していたから。

アマゾンで購入して、2時間くらい読んでしまいました。
面白かったですよ。
ただもうちょっと違う書き方もあるかなとは、思いましたが。

けれども、このノリとスピードならば、中学生の長女でも面白く読めるはず。
そう思って、長女に勧めたら、やはり1日で、あっという間に読んでしまいました。

次は家内が読む番ですね。
一家で同じ本を読めるなんて、、、幸せです!

公平な読売新聞2010年07月10日 14時56分57秒

明日は参院選ですが、与党は過半数を失い、それも大きく負けると各新聞は予測しています。
その原因は消費税。

われわれ日本人は、充実した福祉や年金、医療は整備して欲しいが、お金を出すのは嫌だということですね。

過半数を割っても菅さんは総理を続けるようですが、その場合は、消費税の扱いはどうなるんでしょうか?
衆愚政治にならないようにお願いしたいです。

選挙を控えて、各新聞の論調は、与党・野党に公平です。
民主党は「安定か混迷かの選択」などと言っていますが、当然、新聞はそういう主張はしません。

でもね、3年前の参院選の前には、自民党の劣勢が伝えられると、投票の前日に読売新聞は社説でこう書きました。

*********

野党勢力が逆転すれば、参院での法案処理の主導権は、与党から野党側に移る。
野党の出方次第では、迅速を要する内外の重要政策の遂行に支障が出たり、国民生活関連の法案すら成立せず、政治の無用の混乱や停滞、空白を招いたりすることもありえる。

*********

今回、どういう主張をするのか、注意深く見守りましょう。
消費税増税は民主・自民ともに賛成なのだから、政治論点にはならないとも言えますし、民主党の公約違反とも言えます。
いずれにしても、日本の国家財政の危機的状況について多くの人に考えて欲しいです。

混迷する日本2010年07月11日 23時55分07秒

各種世論調査の予測通り、民主党が大きく負けました。
3年後の参院選では、その時に改選になる議席をとることは不可能ですから、民主党はこの先、6年にわたって政治のリーダーシップを取ることはできません。

では、自民党は?
実は自民党だって過半数をとった訳ではありません。
自民党は参議院でとっくの昔に過半数を失い、公明党に助けられてきました。

民主党は今後、公明党などの小さな政党に協力を求めるでしょう。
ということは、日本は、今までも、これからも、たいして民意を反映していない小さな政党に引っ張られるということです。

なんという政治力の弱い国でしょうか?
しかしこれが民意。
日本人とはそういう国民ということです。

政治が弱い国は必ず経済も弱っていきます。
経済が弱れば、所得の低い人に必ずしわ寄せがいきます。
ところが、そういう人たちが、弱者に厳しい政治を行う自民党に投票するのだから、日本人って本当にメンタルが自民党好きなんだと思います。

しかし今回の民主党の大敗の責任は、鳩山さんにあると僕は思いますよ。
あの人の「政治とカネ」の問題が結局はすべてだったと思います。

これから20年くらい日本の混迷は続くのではないでしょうか?