簡単アクセスカウンター
アクセスカウンター

総理大臣にはファシストを2010年05月29日 22時39分21秒

普天間基地移設に関して鳩山総理大臣が記者会見を開き、形の上では一応の決着をつけました。
しかしこれに納得する国民は少ないようで、週明けの世論調査ではさらに支持率を落としそうです。

沖縄の基地を県外や国外に持っていくことは、半永久的に不可能です。

アメリカの基地が世界のどの国にあるか皆さんご存知ですか?
それは日本とドイツとイタリアと韓国です。
韓国は朝鮮戦争のために基地がある訳ですが、残りの3つ、つまり日独伊というのは、第二次世界大戦の敗戦国です。
連合国の親分たるアメリカは敗戦国をいまだに占領している訳です。

そして日本はその基地の予算の半分以上を「おもいやり予算」として出しているのです。
沖縄の本土復帰というのは名目だけで、実態は敗戦後の日本のままということです。

もし仮に日本中の米軍基地をすべて国外へ持っていこうとするならば、日本中の民意が一つにならなければなりません。
もちろん、すべての政党も報道メディアも。
そして日米安保を破棄するくらいの決意で、いや、もう一回、太平洋戦争をして独立を勝ち取るくらいの姿勢で、いやいや、本当に戦争をしないといけないかもしれない。

でもそんなことは100%ありえません。
自民党は鳩山さんの失政に欣喜雀躍していますが、彼らだって基地は沖縄と思っている訳でしょ?
公明党だってそうでしょ?
読売新聞だってそうでしょ?
みんな沖縄がいいと思っている。
いや、日本人のほとんどが、自分の住んでいる地域には基地は来て欲しくないし、日米関係を壊したくないと思っている訳でしょ?

沖縄の基地問題はパンドラの箱なんです。
鳩山さんがそれを開けてしまったから、国民はみんな怒っている訳です。
自分の心の中を疚しい部分を指摘されると腹が立ちますからね。

さて、週が明けると民主党の中で鳩山さんの退陣論が湧いてくるようです。
鳩山さんは僕が見た総理大臣の中で、これほどたくさん謝罪した人はかつていなかった、そんな首相です。
これが彼のリベラルな姿勢なんだと思いますが、日本人にはこういうのは受けないんですよね。
謝るのが日本人の美徳なんですが、お上に謝罪されることに我々は慣れていない。

日本人が好む権力者は、ファシストです。
「公約を破っても、そんなの大したことない」と堂々と言う人が人気なんです。
でも「人生色々」とか軽いノリだと支持率を落とすんです。
さらに、日中関係を壊して靖国神社に参拝すると人気が出るんですね。

民主党も党首と幹事長を代えて、新しい総理大臣が自分のことを棚に上げて、社民党のことをクソミソにけなすと参院選は大勝利だと思います。

こういうのを衆愚政治だと言う人がたくさんいますが、政治というのは洋の東西を問わず、いつの時代でも常に衆愚です。
小沢一郎さんはそういうのが嫌で、日本人に自立して欲しいと言い続けている訳ですが、そんな日は未来永劫に来ないでしょう。
沖縄の基地と同じです。