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いつの世にもいる2010年05月25日 22時45分03秒

サイモン・シンの「宇宙創世」につまずいてそのままになっています。
この本を薦めてくれたのは僕の弟。
古代ギリシャの時代に、月や地球の直径、そして太陽までの距離までが分っていたってすごいと思わない? ま、そんな感じで薦められた訳です。

読み始めてみて、確かにそれはすごいと思うけど、別に古代ギリシャだからすごいとは思わない。

だって、この現代の時代に生きている僕は、どうやって地球の直径を計測したか知らないのですからね。
ですから、古代ギリシャの時代に、そういったことを計算できた「偉い人」がいてもちっとも驚かない。
というか、そういう人って、いつの時代にもいるんですよ。

めちゃくちゃ、頭が良くて、数式を立てられて、計算ができて。
どの時代のどの地域にもいたと思いますよ。

僕はそういう人間とは縁遠いし、真似もできなければ、真似もしたくない。
地球の直径がどれくらいか、一生知らなくても構わないと思っています。

ですが、こういうことには興味があります。

我が祖国・日本はGNP世界第二位の大国です。
こんなに狭い国土、資源に乏しく、農業にも適さない山間部の多い土地。
しかし世界第二位ってすごいことですよね。
この経済力はどこから来るのでしょうか?

日本人が勤勉だから?
創意工夫に長けているから?
道徳観がしっかりしているから?
要するにまじめだから?

こういう問いに対する答えを出せることの方が、地球の直径よりも大事だと思います。

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