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「色川武大」からの「名文どろぼう」2010年04月06日 21時32分50秒

先日、色川武大さんの「いずれ我が身も」を読みましたが、それは「名文どろぼう」の中でその本の一説が引用されていたからです。

色川さんは底知れぬ深さのある人間で、我々凡人には書けない文章を書いたり、また、物の考え方をします。
多くの作家やアーティストが色川さんを慕ったのは、その人間の深みに引き込まれたからでしょう。

色川さんの人生観。
それは9勝6敗だそうです。
その意味は、、、と解説するのも野暮なので、みなさんもぜひ、自分の人生を15戦して何勝したいか考えてみてください。

「いずれ我が身を」で書かれているのは、人間って3代とか4代かかって辻褄が合うという話です。
一人の人間が一生を生きても、たいして花を咲かせることはできない。
運を貯蓄するだけ。
その後、何代かすると、その貯めた運をパッと使って花を咲かせるヤツが出てくるというのです。

3代とか4代っていう発想がすごいですよね。

ちなみに「阿佐田哲也」の本は、「麻雀放浪記」くらいしか読んだことがありません。

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