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19時の電話2006年08月29日 00時47分32秒

今夜は19時に大学病院から電話がかかって来ました。
僕の患者さんのことでです。帰宅したのは24時30分でした。
子どもの医療には克服すべき難しい問題、解決できない問題がまだまだたくさん残っています。
地位とか名声とお金とか、そんなものは小児医療には関係ありません。病棟に行って病気と闘ったいる子たちを見れば、医療が誰のためにあるのかが分かります。
僕たちは、子どもたちを見てさらなる上質の医療を開発することに決然たる思いで踏み出さねばなりません。

5年と1週間2006年08月29日 18時59分09秒

人生の半分以上を闘病に費やしたことになります。
5年と1週間の闘いでした。最後の最後まで頑張り通して、そして静かに苦しむことなく皆に見守られて闘いをやめました。
ママの最後の願いは5年と1週間の闘いを僕たち小児外科医の胸に刻んで欲しいということ、そして、未来に向かって医学・医療が少しでも発展することでした。
心に刻んで未来永劫、忘れないということ、たとえ1mmでも医療を前進させる努力をやめないこと。これが僕たちの約束、そして決意です。