歴史は必ず進歩する！　医師・松永正訓のブログ

アメリカのタワーレコードが倒産したそうです。
う〜ん、時代の流れですかね〜。考え込んでしまいます。
倒産した理由は、簡単です。今や誰もCDを買わないんですね。楽曲はダウンロードするんです。簡単に言えばアップル社のiPODがCDを駆逐したということです。僕自身もアップルのiTunes Music Storeで音楽を何曲か買ったことがあります。（ちなみに買ったのは大塚愛でした！）しかし、手元に何らかの形、つまりCDならCDが残らないのは何となく違和感がありました。ところが、若い世代の感性ではそんなことは関係ないんですね。ソフトはしょせんソフト。いえ、だからこそソフト。形なんて関係ないようです。また、僕の感覚ではアルバムとは一曲目から最後の曲までを通して一つの芸術、CDに含まれるボーナストラックなんてPCにコピーするときは敢えて削除しているくらいです。でも、これも時代遅れです。今の若者たちはお気に入りの曲だけをダウンロードしてマイベストを作り上げちゃうんですね。
ダウンロードは日本では１曲が150円から200円です。僕が中学生のころに買ったシングルレコードが500円だったことを考えると、物価の違いを考えるとかつての10分の1くらいの安さではないでしょうか？これがアメリカになると1曲100円です。クレジットカードが発達したアメリカでは手数料が安いんですね。そりゃ、潰れますよ、タワーレコード。
これって日本で言えば、セブンイレブンが潰れるような大ニュースです。時代の流れを読めないとこうなってしまうんですね。僕も未来が読めるように感性を磨いておきましょう。