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[医師不足]「新研修制度のせいではない」2006年07月27日 19時03分58秒

今朝の読売新聞の社説は、例によって訳の分からない内容でした。
タイトルは、[医師不足]「新研修制度のせいではない」というものです。
みなさん、ご存知ですか?今、日本は医師不足なんですよ。厚生労働省の本音はどこにあるのか知りませんが、一昨年から医学部を卒業した医師は、2年間の総合研修を積むのです。この2年の間にほとんどの科を経験して何でもできる医師を育てるそうです。結果、若い医師は大学での研修を選択せず、大学からは医師が減りました。そこで、大学医局は地域の中堅病院の医師を大学に呼び戻したのです。これにより、地域の地方病院は深刻な医師不足に陥りました。
厚生労働省の本音は、一説によれば大学の医局制度の崩壊を狙ったとも言われています。大学の医局制度に問題が多いのはその通りです。しかし、良い面もあります。僻地や地方に「無理やり」医師を派遣して来た歴史があるのです。
2年の研修を終えた医師はどこへ行くのでしょうか?結局は大学医局に入るのでしょうか?
読売の社説の結論は次のように結ばれています。
「地域をあげて、先駆的な医療体制の構築に取り組むことが、若い医師を引きつける近道ではないか。」
えっと、、、だから具体的に何をどうしろと言うのでしょうか?先駆的な医療体制って何ですか?最新の医療機器をそろえたハイテク病院を作れって言ってるんでしょうか?ハードではなく、ソフトのことでしょうか?
誰か分かりやすく解説して下さい。