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「コストもれちゃいけませんか?」「いけません」2006年07月08日 22時28分27秒

千葉大病院のホームページの整形外科を見るとM教授のコラムが載っています。M教授は僕と同じ町内に住んでおり、授業も受けたし、その気さくに見える性格もあって昔から親近感を覚えています。
で、そのコラム『教授のつぶやき』が面白いので時々チェックしてます。
http://www.chiba-orthopaedics.com/top.html
6月28日のコラムは、『「お金儲けしちゃいけませんか?」「いけません」』というタイトルです。医療施設は営利を目的に開設してはいけないという法律の紹介がその内容でした。不思議な事に、このコラムの中には開業医はベンツに乗っているとか、海外旅行に行ってるとか、一般の方が読むとまるで開業医が営利を追求していると誤解されかねないことが書かれています(実際には、正確に読めばそんなことは書かれてませんが)。
M教授の収入が、教授と同世代の開業医の先生より低いのは、これはもうあったり前の話しです。
開業医は朝から晩まで、毎日毎日、医療行為を行なっているのです。それに対して対価を求めるのもまた当たり前です。
しかし、大学の先生には違う役割があり、「管理・運営」や「教育」や「研究」や「学会活動」をします。医療行為をやってる時間なんて全体の10%くらいでしょう。国際学会ともなると1週間くらい大学を留守にします。僕自身がそうでしたから、良く分かります。でも、開業医がそんなことをすれば、クリニックは経営がたち行かなくなります。
おまけに大学病院は殿様商売です。以前にこのブログに書きましたが、千葉大病院の医師は医療コストの勉強などしたことがありませんから、患者さんに「正規の料金」を請求することができません。コストもれですね。これは患者さんからするとラッキー、、、などと言う話しではなく、ちゃんと医療費を回収しないという「不作為」は、公務員に準じる身分としては一種の「背任」なのではないでしょうか?
開業医は営利を目的にしてる訳ではありませんが、「正規の収入」を得るための努力を本当に真面目にしています。夜遅くに医師会の勉強会にでかけて講義をきちんと聞いてるのです。大学の先生たちに、開業医は楽して儲けてるみたいに思われるのは大変心外です。
大きな病院の先生たちは、「満床」以外の理由で開業医からの入院依頼を断ったりします。しかし、僕たち開業医は何十人も待ち合い室に患者さんを待たせている状態で、その間に一生懸命、平身低頭して電話をかけまくる訳です。
一線の医療はこうやって行なわれているという現実を、大学の教授先生たちにも学んで欲しいですね。