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4週、終わって。。。2006年06月03日 21時57分06秒

今日は初めてのレセプト(診療報酬請求)作業でした。富士通エヌコムのF姉(ねえ)に来ていただき、K嬢、N嬢と一緒に夜の9時近くまでかかって作業を終えました。開院してからちょうど4週が経過し、ひとつの区切りって感じです。当初の事業計画書と比較するとはるかに多くの患者さんに来ていただいたことになります。本日も半日の診療時間に36人がお見えになりました。この1週間は「一日あたり」平均、ちょうど50人ずつお見えになった計算になります。
僕と家内が新婚時代を過ごした美しい街、みつわ台で、子どもたちの健康に貢献できれば、経済的にうんぬんという話しではなく、本当に嬉しく思います。
さて、黄砂の影響なのでしょうか?関係ないのでしょうか?喘息の患者さんが増えて来ています。大学にいたころは、重症の喘息患者さんに全身麻酔の術前術後管理をするなど、喘息のもっとも難しい管理を小児科の専門の先生と一緒にしていましたが、開業医の今は、日常生活の中の軽症の喘息を上手に管理・治療することになります。実は、僕としては開業にあたって、このあたりの治療がどこまで上手にできるかが最重点ポイントと思っていましたので(千葉大小児科寺井助教授にもそう言われていました)、2年以上前から「日常の喘息」に関しては相当、勉強してきたつもりです。ステロイド吸入薬の「吸う真似」のデモンストレーションなんて上手ですよ。まあ、ここでも決して「我流」になることはなく、喘息ガイドライン2005に忠実に「普通の医療」をして行きたいと思っていますが。
腹部超音波も威力を発揮してます。外科医の「手」は、それだけでお腹の中がどうなっているか、表面からだけで知ることが可能ですが、それでもやっぱり超音波があると、自信をもって診断が可能です。今の器械は状況によってはCT以上にお腹の中が見えたりします。
レントゲンは予想通り、あまり撮影の機会が多くありません。しかし、これが必要になる時は、他の診断手段では代替えが利かない絶対的な効果を発揮します。小児クリニックには必ずしも必要ではないのかもしれませんが、レントゲンが活躍する時は、本当に子どものために役立つ時です。
鼻がかめない幼少児の感冒に対するネブライザー吸引も積極的に行っています。ママたちに大変、好評です。このあたりは小児外科医としての術後管理から学んだ子どもの気道管理に対する一つの結論です。この辺は、こだわりをもって続けて行きたいです。
僕たちのクリニックもだんだん自分たちの形が出来てきました。患者さんをお待たせしてしまった時には、それ以上に満足してもらえるように時間をかけて診察・説明をしているつもりです。さて、「全知全能」の道は遠く険しいと思いますが、理想は高く頑張るぞ〜。

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