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4週目に入りました。2006年05月29日 20時53分17秒

今日から僕たちのクリニックは4週目に入りました。
今日、お見えになった患者さんは60人です。
事務スタッフもナース・スタッフも「流れ」が上手に出来て来たようで、60人お見えになったわりには、みなさんをそれほどお待たせしなかったのでは無いでしょうか?一番、駄目なのはたぶん、僕です。前回のカルテを見て、何がポイントなのかを把握するのに少し時間がかかるのです。これは僕の頭の回転のスピードの問題なのか、カルテの構築方法の問題なのか、現時点ではよく分かりません。ともあれ、じっくりとカルテを把握しながら診察に当たっています。説明も大雑把にならないように注意しています。
今日の診察で、あるママから子どもの体に関して「ちょっとしたこと」を聞かれました。つまり、それが異常か異常じゃないか、病気か病気じゃないかママには判断がつかない訳です。僕は、「聞きやすい医者」なので聞いたのだそうです。
どうぞ、いつでも何でも聞いて下さい。僕が目指すのは、全知全能の医者です。子どものことなら何でも知ってる医者を目指しているのです。分からない時は、正直にそう言いますから、その時はご勘弁です。
ところで、患者を怒る医者っていますよね?あれは、自分に自信の無い証拠です。「何でこんなになるまで放っといた!」って言うのは、その医者が治療方法が分からずに「逆ギレ」してるんですね。あと逆に、「こんな早くつれて来たってしょうがないよ」って言う医者。これも考えられる病気や今後、進展しうる病状を予測できないんですね。で、怒るんです。医者の実力を見分ける参考にして下さい。
あ、慶応大学森川教授、筑波大学金子教授から昨日のブログに関するご返事がメールで届いています。このご返事の早さといい、その内容の真摯さといい、、、びっくり、と言いたいところですが、実はまったく予測通りで驚きません。だからこそ、20年近くお付き合い申し上げているのです。金子先生のことは僕のホームページの「小児がんに挑む」の中でも少し触れています。小児がんに興味の無い人も、食わず嫌いはいけませんよ!ぜひ、見てみてください!